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近ごろ注目を集めている「バナナート」をご存じだろうか? 「バナナート」というのはバナナとアートを合わせた造語で、つまりバナナを使ったアート作品のことである。

傷をつけると焦げ茶色に変色するバナナの皮。その変色効果を利用して、バナナの皮に押しピンで点描していくと……あら、見事なアート作品の完成! というワケである。

そんな「バナナート」を使った世界初の『バナナートアニメーション』が、8月25日より公開されている。約100人の小学生が作り上げたバナナートアニメ、めちゃ心温まる動画なのだ。「作る人(フィリピン)」と「食べる人(日本)」の気持ちが通じ合うストーリーにほっこりしちゃうぞ!

・世界初の『バナナートアニメーション』って?

世界初の『バナナートアニメーション』は、チキータバナナを展開するユニフルーティージャパンが、バナナを通じて人と人との気持ちの共有を促進する「おすそわけプロジェクト」第3弾として実施したもの。

8月7日の「バナナの日」を記念して、神奈川県横浜市内の小学生約100人が食育授業を兼ねたバナナートワークショップで「バナナート」にチャレンジ。「世界はみんなのシェアでまわっている。」をコンセプトに、“バナナーティスト” ことエンドケイプ氏の指導のもと1人あたり2、3本の「バナナアート」を描いたとか。

それをパラパラ漫画のように1枚ずつ撮影して、動画にしたのが『バナナートアニメーション』なのだ。コマ撮りや回転盤など、さまざまな技法で撮影されていて見応えあり。「バナナート」に挑戦したり、バナナをおいしそうに頬張ったりする小学生たちの元気いっぱいな姿、心温まるなぁ~。

・「作る人」と「食べる人」の気持ちのシェア

この『バナナートアニメーション』は、フィリピンで生まれたバナナが海を渡って日本までやってくるまでのストーリーを描いている。エンディングにはフィリピンのバナナ農園の人たちが登場して、日本の子どもたち向けた「ARIGATO!」の「バナナート」を披露。「作る人」と「食べる人」の “気持ちのシェア” にほっこりした!

・楽しそうなので「バナナート」に挑戦してみた

あんまりにも楽しそうなので、記者(私)も「バナナート」にチャレンジしてみることにした。正直、記者はまったく絵心がないため上手くできるか不安だが、とりあえずバナナの皮に押しピンをチクチクと刺す。

しばらくすると……黄色いバナナの皮が変色して、魔法みたいに絵が浮かび上がってキタァー!!! これは、けっこうハマるぞ!!! 自分で「バナナアート」を描いたバナナは、なんだかいつもよりおいしく感じたのであった。みんなもチャレンジしてみるといいんじゃないかな?

参照元:チキータバナナ

▼バナナと押しピンを用意してバナナートに挑戦だ!

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▼バナナの皮に押しピンで点描すると……

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▼バナナの皮の変色効果で傷をつけた部分が焦げ茶色に変化!

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▼バナナート、けっこうハマるぞ!

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