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ミートソースやカルボナーラ、ペペロンチーノなどたくさんの種類があるスパゲティ。イタリアでは無いが日本独特のナポリタンなどもあるが、なんと群馬県民なら常識なのにそれ以外の人がほとんど知らないスパゲティが存在するという。

それはベスビオ風スパゲティというモノ。ベスビオというとイタリアはカンパーニャ州、ナポリ湾岸にある火山だが、いったいベスビオ風とはどのようなスパゲティなのだろうか? その秘密は群馬県最強のイタリアンファミレス『シャンゴ』にあったのだ!

・シャンゴがベスビオ風の発祥

シャンゴではとんかつをミートソーススパゲティにのせた『シャンゴ風』などの独特な人気メニューがあるが、ベスビオ風もそれに負けず劣らずな人気メニューらしい。じつはベスビオ風とは、辛い魚介類を使用したスパゲティで、シャンゴの社長・関崎省一郎氏が開発した料理なのだ。

シャンゴのベスビオ風は簡単に説明すると、一般的なイタリアンレストランにもある『ペスカトーレ』を辛口にしたもの。辛い物が苦手な人はダメかもしれないが、唐辛子とにんにくの程よい辛味が、魚介類特有の臭いを消して旨味だけを感じさせてくれる。

・群馬県民に愛される料理に

そのため群馬県高崎市の文化である大盛りパスタでも、一皿ペロッと食べられるぐらい美味しくて食欲を増進させてくれる、群馬県民に愛される定番の絶品メニューになったのである。

ちなみにベスビオ風は群馬県ではシャンゴ以外のイタリアンファミレスでも定番で食べることができるのだが、ファンは自宅で作ることも多いのだとか。記者(私)もたまに自宅で作ることがあるが、だいたいホタテ、エビ、ツナを白ワインで蒸し、最後にトマトソースで仕上げることが多い。

だが、やはりあの味が忘れられず、たまに群馬県まで足を運び、“シャンゴのベスビオ風” を食べに行くこともある。群馬県が生んだ絶品スパゲティ『ベスビオ風』、パスタ好きならぜひ一度群馬県に行き、食べてみてくれ!

Report:なかの
Photo:Rocketnews24.

▼家でも見よう見まねで作るが、シャンゴの味には勝てない
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