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以前、『四次元ポケットPROJECT』がドラえもんのひみつ道具のひとつ、「セルフ将棋」をリアルに作っちゃったという話題をお伝えした。まさか、まさかのドラえもんのひみつ道具づくりへの挑戦……このプロジェクト、タダモノじゃない!

そして、さらに驚くべきことに、なんとまさか、まさかの第2弾が登場。まるで夢のようだが、ドラえもんのひみつ道具『望遠メガフォン』を現実のものにしてしまったというのだ。

ロケットニュース24編集部では、この『望遠メガフォン』を借りることに成功。またとないチャンスを徹底的に楽しむべく、一日中『望遠メガフォン』だけを使って会話してみることにしたぞ!

・ひみつ道具を生み出す『四次元ポケットPROJECT』

富士ゼロックスが展開中の『四次元ポケットPROJECT』は、複数の企業がチカラを合わせてドラえもんのひみつ道具作りにチャレンジするプロジェクト。それぞれの企業の異なる技術やノウハウを組み合わせて、子どものころに誰もが憧れたひみつ道具を生み出そうというものだ。

このプロジェクトを通じて、「中堅・中小企業のチカラ」や「日本のものづくり・技術の可能性」、「仕事を通じた一人ひとりの夢への挑戦」などに光を当てて、中堅・中小企業やそこで働く人々を応援したいという思いがあり、今回のプロジェクトに参画した6社の中堅・中小企業のコミュニケーションを富士ゼロックスのITソリューションが支えたのだ。

これにより、各企業ごとのビジネスインフラの違いやメンバーごとの勤務状況の違いなどに阻まれることなく、参画メンバーが常に最新の全体像を共有しながらプロジェクトを推進。ひみつ道具を完成させるまで全社が直接集まることはなく、その代わりに日本全国から “クラウド上に集結” していたという。

・第2弾として選ばれたのは『望遠メガフォン』!!!

第1弾の「セルフ将棋」に続き、第2弾として作られたのは『望遠メガフォン』。複数企業の21世紀の技術を結集させて実現できるもの、夢があってユニークなものなどの観点から選ばれたそうだ。

『望遠メガフォン』は、スコープで照準を合わせてしゃべると、遠く離れた相手の耳元でささやくように声が届くというひみつ道具。遠く離れた相手にって……ホントのホントにリアルにそんなことができるなら、まじですげえええええ!

・『望遠メガフォン』はまじですごかった!

『望遠メガフォン』の使い方はものすごく簡単だった。スコープでしゃべりかけたい相手に狙いを定め、トリガーを引くだけである。すると、自動で相手との距離を計測し、音量を調整してくれるのだ。

まずは朝の挨拶である。一番遠い席に座っている同僚に『望遠メガフォン』使って「おはよう」っていったら「まじで耳元でささやかれて焦った(驚愕)」とのこと。「ランチ行こうよぉ~」も「そろそろ帰ります」も、デスクで座ったまま伝えられてめちゃめちゃ便利(笑)。

ちなみに『四次元ポケットPROJECT』では、第3弾のひみつ道具作りも予定しているとか。次はどんなひみつ道具が現実のものになるのかッ!? みんなのチカラを合わせれば、あんなこと、こんなことが実際にできてしまう時代になるのかも?

参照元:四次元ポケットPROJECT富士ゼロックス「四次元ポケットPJ 第二弾 望遠メガフォン」篇

▼ハイ、望遠メガフォン~!!!
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▼レーザー距離計を導入したスコープ部分
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▼しゃべりかけたい相手に狙いを定めてトリガーをひくだけ!
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▼こちらがマイク部分
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▼よりよい音質を目指したというスピーカー部分
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