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大手ゲームメーカーのスクウェアエニックス(以下、スクエニ)は、同社が発行している「月刊ビッグガンガン」に連載中の漫画の休載ならびに、コミックス・ファンブックの回収を発表した。問題になっているのは、90年代のゲームを題材した作品『ハイスコアガール』である。この作品に著作権法違反の疑いがあるとして、同社は2014年8月5日に警察当局による家宅捜索を受けている。

8月6日の段階で、コミックスの全巻回収が発表されると、ネットオークションサイト「ヤフオク!」ではコミックスの価格が高騰し、さらに12日になって一時休載が決定すると、オークション価格はさらなる高値になっているようだ。

・全巻回収を発表した段階で倍近い価格

スクエニは当初、連載を休止する意向を示してはいなかった。それでも全巻回収が明らかになると、「ヤフオク!」にコミックスの出品が相次ぎ、通常の倍近い価格で出品されているにも関わらず、取引は成立していたようである。

・にわかにオークションは過熱

出品数は次第に増えたようで、12日の段階で、コミックスの最低価格は1円スタートのものもあれば、全巻セットで1万円以上の即決価格を設定している出品者もいる。にわかに作品に関するオークションが過熱しているようである。

しかし入札数は多くない。特に高値をつけているオークションに関しては、軒並み入札ゼロの状態が続いているようだ。なお、スクエニは連載の再開時期が決定すれば、誌面で発表するとしている。

参照元:ヤフオク!
執筆:佐藤英典

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