照りつける太陽にギブアップ寸前であるが、まだまだ夏は終わらない。むしろ暑くなるのはこれからだ。せめてスタミナをつけようと肉を食らうが、もはや普通の肉じゃ物足りない……。そうだ、こんなときは野生肉「ジビエ」を食べよう!
調べてみるとジビエは、滋養強壮と血流促進効果があるらしい……。この時期にうってつけじゃないか! というわけで東京は神田にある「焼きジビエ 罠」に行ってきたぞ!!
・神田駅徒歩3分
「焼きジビエ 罠」はJR神田駅西口から徒歩3分のところにある。西口改札を出たらサンクスが見える通りに入り、3本目の角を左折すると、右手に見えてくる。ガラス張りの店造りで「罠」と書かれているから、すぐにわかるはずだ。
・平日でも予約したほうがいい
到着したのは平日の18時半頃。私(筆者)は予約していなかったが何とか席を用意してもらえた。平日にも関わらず、ほぼ予約で埋まるほどの人気なので、お店に伺う際は予約することをオススメする。
・オーダーの仕方がわからない
さっそく注文しようしたが、何を頼んでいいかわからない! お店の方に伺うと「まずはセットの鹿や猪を食べて、その中から気に入ったものを追加するといいですよ」と教えてもらった。そこで、鹿と猪のセット、そして雉(キジ)を頼んでみた。
・注文を受けてから、一枚一枚手切りする
注文を受けると、カウンターの中では一枚一枚肉を切り始める。予め切って置いておくと、においが出てくるので、このスタイルにしているそうだ。丁寧な仕事っぷりを見ていると、これはかなり期待できそうだ……!
・クセも臭みも全くない!
やってきた鹿と猪の肉は、若干黒みを帯びており、いかにも野生味を漂わせていた。炭火で焼いて食べてみると、これがうまい! いわゆるクセや臭みが全くない!! もちろん、牛や豚とは違うが、それは風味の違いだけである。若干ビビっていたが、メッチャOCです!!
・猪豚のハラミとタンがオススメ
その後に頼んだ猪豚(いのぶた)と熊もクセはほぼない。特に猪豚のタンとハラミはかなりうまい! 気に入った! だが、どうせならもっと野性味のあるものを食べてみたい……。店員さんに伺ったところ「猪豚のレバー」を勧められたのでお願いしてみた。
・猪豚のレバーは強烈! むしろ激烈っ!!
見た目はそのままレバーである。牛にも豚にも見えるレバーそのものである。さっそく焼いて食べてみると……! これは強烈! むしろ激烈っ!! レバーの風味に加え、独特のクセがハンパない!「良薬は口に苦し」というが、なんかどこかに効きそうな味だ! 半生とよく焼きで食べたが、断然食べやすくなる「よく焼き」をオススメする!
・ゲテモノ感は一切なし!
その他、カレーや煮込み、サラダなどのサイドメニューもおいしくいただけた。心のどこかで “ゲテモノ感” を覚悟していたのだが、それは全くない。ただただ、おいしいお肉であった。心なしか、体の内からみなぎるパワーを感じつつ、家路についたのであった。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 焼きジビエ 罠
住所 東京都千代田区内神田2-10-10 谷合ビル1F
時間 月曜~金曜 17:00~23:30 / 土曜 16:00~23:00
休日 日曜・祝日
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼鹿肉のセット。
▼クセはほとんどない、おいしいお肉だ!
▼猪のセット。
▼好みで山わさびをすって食べる。
▼猪もうまい! もっとクセがあるもんだと思ってた!
▼雉(キジ)。
▼これが筆者イチオシの猪豚(いのぶた)のハラミと……
▼猪豚のタンだ! 厚切り!
▼タンはザクザクした歯ごたえが最高!
▼もっとクセがあるものを……とお願いして頼んだ熊。でもクセというほどでもない。
▼これが一番強烈だった猪豚のレバー!
▼絶対によく焼きで食べよう!
▼煮込みに……
▼ユッケ……
▼カレーまである!
▼パクチーたっぷりの罠サラダ!
▼抜群においしかった、小松菜のキムチ!
▼ビールが合う!
▼エナジー系ハイボール、罠ハイボールも合う!
▼「焼きジビエ 罠」だ!!