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先日、地元に住む弟からメールが来た。普段から弟とはあまりやり取りをしないのだが、「どうしても頼みたいことがある」と連絡が来たのである。彼が伝えてきたのは息子たち、つまり私(記者)から見れば甥っ子たちのために、「妖怪ウォッチ」の商品を買って欲しいという。

2014年8月2日にバンダイは全国で同作の新商品「DX妖怪ウォッチ タイプ零式」の販売を開始した。発売前から店舗には行列ができ、店舗によっては1000人以上が並んだのだとか。完全に出遅れた私は当然購入できなかった。仕方なくAmazonで買おうかなと思ったのだが、驚異的な高値をつけており、商品によっては10倍近い値段になっているではないか。これはオジサン手が出ない……。

・絶大な支持

この作品は元々ニンテンドー3DSのゲームタイトルで、アニメ・漫画化されており小学生の間で絶大な支持を集めている。一昔前に子どもたちの間で人気だったポケモンブームの再来と言われている。

・慢性の品薄状態

今回登場した新商品もさることながら、それ以前に発売された「DX妖怪ウォッチ」も品薄状態が続いており、入手困難と言われている。地元島根では手に入れることが難しく、弟は私を頼ってメールを送ったのだが、東京でもあまり事情は変わらない。

・4~9倍の高値

ちなみにAmazonで販売価格を調べてみたところ、もっとも安いもので1万4000円。最高値で2万9998円となっている。希望小売価格が3456円なので、約4~9倍の高値で販売されていることになる。あまりにも高値での出品であるため、ある商品には購入を希望する人から批判的なコメントが相次いでる状況だ。

・高値の商品に対する意見

「品薄商法、限定商法のやりすぎでしょう・・・」
「子供のおもちゃなのに、プレミア価格ってなんでしょうか?」
「この現象自体が子供に悪影響」
「予想はしてたけど、ここにも転売屋の魔の手が...」
「一緒に並んで買えなかった多くの家族の事を考えると不憫すぎる」
「たまごっちの二の舞」
「ダフ屋はダメで、こういう転売行為はOKなんですね」
「子供が誰でも楽しめる筈の玩具が、大人が転売するだけのための道具になってる」
「バンダイの品薄商法今のところは大成功でしょう」
「有害ウォッチ」
「はやく定価で買えるようになると良いですが」

・子どもが遊べない

品薄状態が解消されれば価格も落ち着くのだが、商品の数が少ない以上は高値が続くだけでなく、遊びたいという子どもの元に商品が届くこともないだろう。もう少し生産台数が豊富であれば……。

参照元:Amazon
執筆:佐藤英典

▼最高値は29998円
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