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プロのスポーツ選手は見られて恥ずかしくないプレーが求められ、それに応えるからこそプロだ。だからこそ観客はいいプレーには拍手を送り、納得いかないプレーにはブーイング、ヤジで発破をかける。

以前お伝えしたようにイチロー選手のプロ意識の高さは有名だが、先日のプロ野球で “プロフェッショナル” なプレーが見られた。その様子は動画「【プロ野球パ】角中がスーパー走塁! 浅いファウルフライでホームに生還 2014/08/03 Bs-M」で確認可能だ!

・パ・リーグでの試合

そのプロフェッショナルなプレーが見られたのは、2014年8月3日に行なわれたオリックス・バファローズ vs 千葉ロッテマリーンズの試合。主役は2007年に千葉ロッテに入団、2012年には首位打者を獲得した角中勝也選手だ。

・一連の流れ

そして動画では、角中選手の好走塁を見ることができる。場面は7回表1アウト満塁で打者・デスパイネ選手がセカンド後方へと打球を打ち上げたシーン。二塁手・堤選手が後ろ向きに捕球。これでツーアウトとなったのだが……。

なんと角中選手は本塁へタッチアップを試みるではないか! そう、鬼気迫る表情で1点をもぎとりにいくのである!! 堤選手が急いで本塁へ送球するが時すでに遅し。セカンドフライで生還するというめずらしいシーンが見られたと同時に、千葉ロッテに試合を決定付ける7点目が入ったのだった。

・角中選手の走塁に対するネットユーザーの反応

「走塁センスすげえな」
「全てにおいて貪欲な角中」
「また角中が好走塁してたのか」
「角中の走塁意識の高さは本当に素晴らしい。」
「角中の積極的な走塁好き 岡田もしれっと3塁行ってるしイイネ!」
「二塁手が角中に全く注意を払っていなかった隙を突いた、見事な走塁でした!」

などなど、走塁意識の高さやセカンドフライでタッチアップを試みた姿勢を絶賛したコメントが多数。また、岡田選手も三塁に到達している走塁も見逃せず、チーム一丸での走塁意識を評価する声もあったぞ!

ちなみに角中選手は甲子園出場経験がなく、独立リーグからドラフト7巡目でプロ入りを果たした苦労人でもある。そういった積み重ね続けてきたものが、彼の「プロ意識」を今も作っているのだろう。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼相手の隙を見逃さない好プレー!

▼こういう全力疾走する姿も角中選手の持ち味だ(1:23〜)