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記者会見で、号泣したことで世間の注目を集めた兵庫県の野々村竜太郎県議。海外サイトでも記者会見の様子が報道されるなど、一躍有名になってしまった野々村議員が、県議職を辞する意向のようだ。

野々村議員といえば、あまりのインパクトにネット上で “ネタ” にされていることを以前の記事でお伝えした。そして、今回の辞職の報道を受け、ネット上では皮肉るコメントが多数あふれている。

・詳細は「記憶にない」

野々村議員は、3年間で345回も日帰り出張を繰り返したとされている。領収書がないまま支払われた約800万円の出張費など、不自然な政務活動費の支出が明らかになり、問題視されていた。

それに対して兵庫県議会は、疑惑の政務活動費の再調査を決定。野々村議員から直接聞き取り調査を行っていた。その際、野々村議員が辞意を伝えたもよう。また、疑惑の政務活動費に関しては返還する意向のようだが、その詳細に関しては、「記憶にない」と主張しているとのこと。

・ネット上では多くのコメントが書き込まれる

この発表を受け、Twitter などネット上では「金を返せ!」「これで終わりにするんじゃあないだろうな」など野々村議員の責任を追求する声とともに、今までの行動や辞職を皮肉るコメントも多数書き込まれている。その一部を紹介すると……

「議員を辞めてもフリー素材として、彼はネットの海で生き続けるんだろうな」
「俺たちのおもちゃがあああああああああああんあんあん」
「返金はする、説明はできないってことはお察しくださいということなんだな」
「もう一度、野々村議員が辞職会見をしてくれますように」
「辞表提出する時も号泣するといいよ」
「とにかく、会見して欲しいわ」
「辞職して全額返納してもバラエティ番組に出て号泣したらすぐに回収出来そうな気がするwww」
「やっと議員になったって泣いてたのにw」

などなど。どうやら野々村議員が辞職したとしても、今後の動向には多くの注目が集まりそうである。

参考リンク:朝日新聞
執筆:和才雄一郎
イラスト:マミヤ狂四郎

▼注目を集めるきっかけになった記者会見