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現在開催中のサッカーワールドカップ2014。ベスト4が決定し日本時間の7月9日より準決勝が始まった。同日5時に開始した、ブラジル対ドイツは「決勝戦といってもおかしくないカード」と言われたのだが、ふたを開けてビックリ。ブラジルはドイツに7点を奪われ、「歴史的」と言っても良いほどの大敗を喫したのである。

誰がこの結果を予測できただろうか? おそらく世界中の誰にも予測できなかっただろう。まさか7点も奪われるなんて……。Twitter上では試合が進むにつれて投稿が活発になり、5点を獲られた段階で、投稿はピークを迎え、まるで炎上したような状況だったようである。

・主力2人を欠く

この日、ブラジルはエースのネイマール選手が負傷で欠場。またキャプテンのチアゴ・シウバ選手は準々決勝コロンビア戦で警告を受けており、ピッチに立つことができなかった。2人の主力を欠いた状態で、強豪ドイツと対戦することになったのである。

・立て続けにゴールを奪われる

ネイマール選手に優勝の報告をしたい、ブラジルの出場選手たちは強くそう願ったに違いない。チームは一丸となってドイツと死闘を繰り広げるはず、誰もがそう思ったはずだった。ところがブラジルは精彩を欠き、攻めるどころか守り切ることができず、前半10分に1点をゆるし、その約13分後に2点目を奪われると立て続けに3点・4点・5点と面白いようにゴールを奪われたのだ。

・5点目が入った直後に炎上状態

場内のブラジルサポーターは次第に意気消沈して行き、目の前でむざむざと負けて行く姿に涙した。そして、ネットでは……Web上の情報を解析して地図上に表示するサービス「CartonDB」を使用したデータによると、5点目が入った瞬間に、世界中のTwitterユーザーが一斉に投稿を行っており、まるで炎上したような状態になったのである。

あの試合を見ていたら、黙っている訳にはいかなかっただろう。王者ブラジルがまるで袋叩きにあっているようだったのだから。ネット上で大騒ぎになるもの頷ける。

参照元: CartonDB(英語)
執筆: 佐藤英典

▼試合のゴール集

▼会場では多くのファンが涙にくれた