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理想の自分に近づくためには、それなりの努力が必要だということは皆さんもご存知の通り。しかし、桁違いの努力と勇気がなければ “本当の自分” になれない人だっているのである。例えば、心と体の性別が違うトランスジェンダーの人々がそうだ。

女性の心を持ちながら男性として生まれたディアフォニアさんも、数年前に決心して女性の身体になった1人。そしてこの度、性転換の過程を追った写真をウェブサイト「REDDIT」上で公開したところ、大きな反響が巻き起こったのだ。

・“本当の自分” になるために一歩を踏み出す

「生まれ変わるなら女性になりたい」と思いながらも、自分のことを心も身体も男性だと思い込んでいたディアフォニアさん。しかし、性別の移行に成功したあるトランスジェンダーの人物の写真を目にしたことをきっかけに、自分の心の声に気がつき、女性の身体になることを決意。ホルモン療法を開始したのだ。

・ネットで写真を公開し、反響を得る

決意から数年後、無事に女性になれた彼女が行ったのは、変わりゆく自分の姿を収めた写真をネット上で公開することだった。今度は自分が同じ悩みを抱えた人々に勇気を与える番だと思ったのだという。

すると、多くの人々から感動したなどの言葉と共に、真面目な質問や相談も寄せられ、それに対して彼女は真剣な姿勢でコメントを返したのだ。そのやり取りをいくつか紹介したい。

Q:「あなたは大きな変化を体験されたと思いますが、今はどんな気持ちですか? その変化は予想していた通りのものでしたか?」
A:「今までで最高の体験でした。まさに本当の自分になれた感じで、今ではどんな場面でもくつろいだ気分でいられます。身体上の変化はだいたい予想していた通りのものでしたが、想像以上の幸福感に包まれています」

Q:「ふざけて聞いている訳ではないんですが、性器はどうするのでしょうか?」
A:「今後はそういった失礼な質問を軽々しくしない方がいいかもしれませんね。でも、私はその類いの質問に答えるのは平気です。将来、性適合手術が進歩したら、受けてもいいと思っています」

Q:「自分がトランスジェンダーであることをカミングアウトしますか? 男性に言い寄られたときは、どうするんですか?」
A:「トランスジェンダーであることは結構オープンにしているつもりですが、初対面の人には言いません。男性に誘われたときは、レズビアンだからと言って断ります。実際にレズビアンですし」

Q:「性別を間違えられるのはやっぱり嫌ですか?」
A:「“彼” と呼ばれるのは嫌ですね。でも意図的でなければ気にしません。誰だって間違ってしまうことはあるものなので、その都度訂正します」

Q:「車の駐車は下手になりましたか?」
A:「ちっとも!」

・今後も同じ悩みを抱えた人を助けていきたいと語っている

ディオフォニアさんは同じ悩みを抱える人々に対して、「ここで悩みを打ち明けられないなら、個人的に連絡してください。相談に乗ります」などと思いやりを見せており、今後もサイト上に姿を現しては、相談に乗ったりするそうだ。

自分の姿を世の中に見せた上に、質問にも丁寧に答えてトランスジェンダーへの理解を深めようとする彼女の姿には頭が下がる。

参照元:imgurREDDIT(英語)
執筆:小千谷サチ

▼1:これらがディアフォニアさんが公開した写真。時系列に並んでいる。これは17歳の時のもの。
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▼7:ホルモン補充療法を始める。
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▼9:ホルモン補充療法を開始して7ヶ月目。
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▼12:「以前はこのジャケットもピッタリだったんだけど……」
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▼15:ホルモン補充療法から1年5ヶ月目。スッピン写真。
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▼16:「最近の私」
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