rugby

接触プレーがあるスポーツは多いが、中でも「ラグビー」は群を抜いてその回数がずば抜けている。元々 “衝突ありき” ということで、首へのハイタックルなど危険すぎるプレーでない限りは基本的になんでもありだからだ。

それだけに審判の目を欺く「シミュレーション」行為はほとんどないのだが、今回ご紹介する動画「”FIGHT VIDEO” – *A MUST WATCH*」ではめずらしく、そして恥ずかしすぎる選手が見られたぞ。

・7人制のラグビー

通常ラグビーは15人で行なわれるが、7人制(セブンズ)もある。2016年のリオデジャネイロオリンピックから競技種目となるだけに、その存在を知っている人も増えたのではないだろうか。

・一連の流れ

そして動画は2014年4月11、12日にサモアで行なわれたセブンズの試合でのワンシーンだ。赤チームのキックオフから両者が激しいコンタクト、そして黒チームがボールを前に落とす反則があり、審判が一旦試合を止める……といった流れで展開される。

ここまで至って普通の光景なのだが、次の瞬間である! 密集から熱くなった2人の選手が小突き合い。なんと赤チームの選手が顔を押さえて崩れ落ちるではないか! で、でもあまりにわざとらしすぎるっ……!!

・誰も欺けなかった

何も顔に当たってもいないのに倒れたのは誰が見ても明らか。もちろん、審判も「大根役者」に気づかない訳がなく、「早く立ちなさい」と促して試合を再開させるぞ。これに観客は大爆笑、選手たちからも敵味方関係なく白い歯がこぼれたのだった。

審判を欺くのがうまい選手もいるのは確か。彼も流れの中でやってしまったのだろうが、「根が素直だな」と思わせてくれる三流の演技であった。次からは正々堂々とプレーすることを心に決めたに違いない。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし