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2012年9月、アップルは自社による地図サービス「マップ」の提供を開始した。当初、地図表示が正確ではなく、まったく「パチンコガンダム駅」など、意味不明な地名表示が相次いでいた。

最近になって、そのマップがパワーアップしたことをご存じだろうか? 海外の一部都市で対応済みだった航空写真を立体表示する、「3D Flyover」を東京都の一部エリアに適用したのである。実際に立体表示された地図を見てみると、スゲェエエエエ!! 街の様子が手に取るようにわかるぞ。さすがアップル! やればできるじゃないかッ!!

・街を立体的に見ることができる3D Flyover

3D Flyover の提供は2014年6月21日頃とみられる。 iOS と OS X で機能を利用することが可能だ。たとえばマップで新宿駅を見て欲しい。標準のマップから航空写真に切り替えると、従来と同じように、真上から見た航空写真を確認できるはずである。

・奥行きを感じる表示に

画面下のタブ、左から2番目の建物のようなイラストをタップすると、奥行きを感じる立体的な表示に切り替わる。それが 3D Flyover である。さらに指2本を画面において、上下させると角度が変化するのでさらに奥行きのある感じを楽しめるのではないあろうか。

・めちゃくちゃ鮮明でビビった!

これで新宿や渋谷を確認してみたところ、かなり詳細に表示されるので驚いた。新宿アルタ前、おなじみのタマホームの看板もしっかり確認できる。しかもかなりズームアップすることが可能だ。なんじゃこりゃ!? 完全にこれまでの地図の限界を超えとるやないか!

地図を見ているだけでも十分に楽しむことができる。 3D Flyover でちょっとした冒険を楽しめそうだ。

執筆: 佐藤英典
Screenshot :iOS マップ

▼これが従来のiOS「マップ」の航空写真
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▼これを3D Flyoverに切り替えると、奥行きを感じる立体表示に
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▼東京駅周辺
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▼東京スカイツリー
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▼渋谷駅周辺
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▼新橋駅。家電量販店ののぼりの文字までクッキリ
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▼新宿駅
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▼看板鮮明すぎだろ! 地図の領域を超えとる!!
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