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過去の記事で、映画『アナと雪の女王』の名曲を見事に博多弁バージョンにした動画を紹介した。続々と各地の方言バージョンが登場しているが、今回は大阪弁バージョンを紹介したい! 

その動画は「生まれてはじめてリプライズ 大阪弁ver アナと雪の女王」。同じ日本語でも、異なる方言というだけで、ここまで変わるのかと驚いてしまうぞ!

・大阪がえらいこっちゃや!

今回、大阪弁になったのは、博多弁バージョンと同じく、アナがエルサの城を訪ね、2人で『生まれてはじめて』を歌うシーンだ。もちろんやりとりは全て大阪弁で繰り広げられる。たとえば……

アナ「なぁ 2人で山下りようや」
エルサ「わたしに近づかんで」
アナ「それはアカン」
エルサ「なんでアカンの?」
アナ「めちゃすごい雪や」

……といった具合である。

そしてダメ押しに「大阪が雪と氷でえらいこっちゃや!」。大阪が、えらいこっちゃなんか! そ、そら大変ですがな~!!

筆者(私)も大阪出身であるが、大阪弁は聞けばイントネーションで大阪弁だとわかるが、文字や歌にすると、特徴が出にくいものである。特徴づけようとすると、わざとらしくなってしまいがち。それをここまで自然に大阪っぽくするとは、さすがやで!!

・歌っているのは大阪のシンガーソングライター

大阪弁バージョンを歌っているのは、大阪在住のシンガーソングライターの神奈(かんな)さんだ。動画の説明によると、枝豆さんの博多弁バージョンにハマって大阪弁バージョンを作ることにしたのだという。

なるほど!! だからこんなにエエ感じの大阪弁なのか~。しかもプロ! 歌の上手さはもちろんのこと、アナとエルサの演じわけも素晴らしさにも納得である。

・聞けば聞くほどハマってしまう

アナとエルサの大阪弁のやりとりには、聞けば聞くほどハマってしまい、しまいには、エルサが吉本新喜劇の末成由美さんに見えてきた……。だって、由美ねえさん、『ナルニア国物語』のPRで白い魔女の格好してたし、エルサみたいな髪型もよう似合うやないですか! それくらいしっくりきている大阪弁バージョン。これは見なアカン! 見ないと損してまうで~!!

参照元:YouTube
執筆:沢井メグ
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▼大阪弁バージョン

▼こちらは博多弁バージョン

▼反響に神奈さんも驚いているようだ


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