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皆さんは「ももたん」という焼き菓子をご存じだろうか? これは岡山県発の商品であり、岡山県内の直営店と都内の主要駅・空港で販売している。

本来は岡山名産の白桃をイメージした菓子のはずなのだが、なかなか奇抜な商品開発を行っており、「キャラメルアップルパイ味」や「マハラジャカレーマサラ味」など、ユニークな品ぞろえで話題を呼んでいる。そのももたんが「生グソ味」の販売を開始したぞ! 実際に購入してみたところ、想像を上回る生グソ感にビックリ! 匂いは強烈な生グソである!!

・生グソであって生グソにあらず

誤解なきようにお伝えしておきたいのだが、生グソとは、秋田県で有名なかき氷「生グレープフルーツソフト」のことである。略して「生グソ」、言葉の響きから妙なことを考える人もいるかもしれない。しかし生グソは生グソであって、生グソにあらず。いや、生グソであって生グソ以上でも以下でもない。正真正銘の生グソだ。くれぐれも生グソを勘違いされないように注意して頂きたい。

・強烈な生グソ臭

商品を開封すると、中身の袋を開けたその瞬間からプーンと、生グソの香りが漂ってくる。これがかなりの力強い香りで、開封したその周囲は生グソ独特の匂いで満たされる。まるで、目の前に本物の生グソがあるのではないかと錯覚するほど、強烈な生グソ臭だ。この匂いを再現するために、創意工夫が施されたことが容易にうかがい知れる。

・口のなかで完成する生グソ

そして実際に生グソを口に入れると、先ほどの生グソ臭はさらに強くなり、さわやかな生グソの香りが鼻を抜けて行くようだ。口のなかで完成する焼き菓子、この生グソはそういっても過言ではない。食べて行くうちに本物の生グソのような味を感じられるから不思議である。ちなみに商品説明には次のように書かれている。

・ももたん「生グソ味」の説明

「あぎだでなづのんめものってえばなまぐそだすなー。すっけーぐれーぐれーぷふるーづしゃっけくてあんめーそふとくりーむがこおりさはいってでたいしたんめくてこだいらいねーなー。あぎださきだらまんついいゆっこいっぺーあるんてぬぐだまってけれなー。さげっこもんめどー。まんづいいどごだー」(ももたん生グソ味の商品説明より引用)

読めねぇえええ!! 何書いてあるかわからんッ! 本当はこの説明の下に訳文が書いてあるのだが、気になる方は商品を購入して訳文を読むか、秋田県出身の知り合いの人に解読してもらおう。とにかく、この商品の生グソ感はなかなかだぞ! ちなみにキャラクターのももたんの声は、見た目を裏切る低さである。

参考リンク: ももたん
Report: 佐藤英典
Photo: Rocketnews24

▼岡山弁丸出しのももたん。見た目を裏切る声の低さ

▼これがももたんの生グソ味
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▼裏には生グソ味の説明が書いてある
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▼袋を開けると強烈な生グソの香り
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▼グレープフルーツ入りのミルク白あんをソフトクリーム味のケーキで包んでいる
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