プロレスラーや格闘家が、引退後に飲食店を営むケースは多い。元々のファンなら一度は行きたい店であるが、そうではない人にとっては単なる飲食店だ。誰が作ってるかなんて関係ない。美味くなかったら即リングアウト。グルメのリングはガチである。

そんな格闘グルメ界において、古くから圧倒的な高評価を勝ち取っている店がある。東京は墨田区にある『牢獄ステーキハウス Mr.danger(ミスターデンジャー)』だ。店主は伝説的なデスマッチファイター、ミスターデンジャーこと松永光弘(まつながみつひろ)さんである!

・すぐに行列ができる人気店! 気をつけろ!!

最寄り駅は東武亀戸線の東あずま駅。200メートルほど歩くと、丸八通り沿いに『ステーキハウス ミスターデンジャー』が見えてくる。開店時間は夕方17時から。私(筆者)は週末の夕方18時に行ってみたが、滑り込みセーフで座れたほどの人気店。すぐに行列ができていた。

・充実しているセットがオトク

注文したのはデンジャーステーキ400グラムを基本とした1950円のセットである。スープとライスとサラダが付いてくるのだが、注目すべきは3種類から選択可能なスープである。ポタージュ味やカレー味のスープもあるが、ぜひとも飲んでほしいのがピリリと辛い「デンジャースープ」だ。

・中毒性のあるデンジャースープ

とりあえず辛い。わりと強烈に辛いが、飲み続けていると慣れてくる。そして、いつしか、くせになる。何が入っているのかは不明だが、とにかく中毒性のある松永スープ、それが真っ赤な「デンジャースープ」である。そうこうしているうちに……400グラムのデンジャーステーキがやってきた!

・ニンニクガッツリで圧倒的迫力!

圧倒的なボリューム感。一口サイズの分厚いステーキが、「これでもか!」と盛られている。そして、その上には、バターと「すりおろしたニンニク」がガッツリと載せられている。見た目からして美味そうだ。ちなみにニンニクを入れるかどうかは、最初に確認をとってくれるので安心してほしい。

・400グラムもペロリといける

パッと見だと「こんな量、食べきれるのかな……」と不安になるが、食の細い私でも、わりとペロリと食べられてしまった。その理由は、主に3つある。まずは圧倒的な柔らかさ! 分厚いのに柔らかい!! 松永氏の自伝にも書いてあったが、ミスターデンジャー式の「下ごしらえ」が成せる業であろう。

・豊富なステーキソースがあるから飽きない!

次に、当たり前だが美味い。ダイレクトに “肉感” が口の中に入ってくる。「ガッツリ肉を食ってます!」的な気持ちになれるのだ。そして最後に、テーブルの上にステーキのソースが6種類も用意されていることが400グラム ペロリの秘密であろう。飽きないのだ。いろいろな味が楽しめるから飽きないのだ!!

・ていうかソースつけなくても十分うまい

ソースの種類は、甘口、辛口、てりやき、青じそ、和風、ごま味噌の全6種。はっきり言って、どれも美味い。ソースを付けなくても十分に美味いが、お好みのソースを見つけるのも楽しいぞ。ちなみにライスの大盛りはサービスで無料だが、漫画みたいなハンパない量で盛られてくるので要注意。

・真剣勝負で挑んだ松永の味

いずれにしても、ミスターデンジャー松永光弘ファンは無論のこと、プロレスファンではない人にも絶対に食べて欲しい絶品ステーキだ。デスマッチにも、そしてプロレス後のステーキにも、真剣勝負で挑んだ松永の味を、ぜひとも味わっていただきたい。まーつながっ! まーつながっ!!

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 牢獄ステーキハウス Mr.danger(ミスターデンジャー)
住所 東京都墨田区立花3-2-12 田中ビル1F
時間 17:00~0:30(ラストオーダー 0:00)
休日 水曜日

Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼こちらがデンジャースープ!
DANGER5
▼バター&ニンニクだけでも十分に美味い!
DANGER6
▼この迫力!
DANGER1
▼すんげえ柔らかい!
DANGER2
▼ハンバーグも食べてみたが、こちらも肉々しくて美味かった!!
DANGER7
▼わりとマニアックな場所にあるのに行列が! 地元に愛されている証拠だ
DANGER3
▼なぜか「W★ING」な気持ちになってくる
DANGER4

3 Chome-2-12 Tachibana, Sumida, Tokyo, Japan