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“髪は女の命”というが、もしあなたが女性なら、髪の毛を全て失うなど考えられるだろうか? 髪の毛が抜け落ちてしまう「脱毛症」を患い、いじめに遭いながらも前向きなメッセージを発信する15歳の少女に大きな注目が集まっている。触発されること間違いない彼女のストーリーを紹介したいと思う。

・8歳で全ての髪を失った少女

話題となっている少女は、英ロンドン在住の15歳ジョエル・アメリーちゃんだ。彼女は8歳のとき急に髪の毛が抜け始め、たった2、3カ月で全ての髪が抜け落ち坊主頭になってしまったのである。

・原因は“脱毛症”

ジョエルちゃんが患っている「脱毛症」は、円形脱毛のような小さなものから、毛髪全部が抜け落ちてしまうものまである。脱毛症は、免疫系が毛包を攻撃することから髪が抜け落ち、髪の生成が妨げられてしまうことで起きる免疫系疾患だ。

そして彼女の場合は、髪の毛だけでなく全身の体毛が抜け落ちてしまう極めて稀なものだったのである。そのため学校では、癌(がん)治療で髪や眉毛が抜けたように見えることから、“癌少女” とあだ名を付けられイジメられていたという。

・キャンペーンの代表として活動を開始

そんな彼女が、脱毛症の認識を高めるキャンペーン「Alopecia(脱毛症)UK」の代表として、普段着用しているカツラを脱ぎ捨て病気について訴える活動を開始した。人前で堂々と坊主頭を披露した彼女は、「髪を失ったことで、自信喪失し落ち込んでいる人のお手本になりたい。そして政府や研究機関が、脱毛症研究に取り組むきっかけになれば嬉しい」と展望を語っている。

・YouTube チャンネルも大人気!

キャンペーン活動のほか、ジョエルちゃんは自身の YouTube チャンネルでビデオ日記やミュージックビデオ、メッセージを投稿し、その人気は26万ページビューに達する勢いだ。自分の病気についてオープンに語るようになって以来、以前に比べて “人生の一部として脱毛症を受け入れられるようになった” とも明かしている。

いつ何時、思いもよらぬ病気にかかるとも分からない。そんな場合でも、彼女のように常に前向きな気持ちは忘れないようにしたいものだ。

参照元:YouTubeMail OnlineAlopeciaUK(英語)
執筆:Nekolas

▼「Alopecia UK」のキャンペーン動画はこちら

▼カツラを着用中
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▼カツラを着けたジョエルちゃん
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