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皆さんはプロ野球観戦に行ったことがあるだろうか。プロ野球の醍醐味はなんといっても「生観戦」であり、映像では味わえない臨場感、そしてプロのスゴさを自分の目で確認できるところにある。

家族、友人、恋人と行くのも楽しい野球観戦だが、一人で行くのも実におもしろい。そこで今回は、野球の玄人たちから学んだ “一人でも究極に楽しめる観戦方法” をご紹介するぞ!

・玄人から学んだ観戦方法

球場では声援を送り、フラッグなどのグッズで応援するのがオーソドックスな観戦だ。しかしご紹介する観戦方法はその逆。「通」と呼ばれる玄人たちを観察し、融合させたものである。果たして彼らが球場へ持ってきているものとは……!?

・使い勝手がよいスポーツ新聞

まず玄人たちが決まって持っていたのがスポーツ新聞。玄人には年配の方が多いことも無関係ではないが、新聞は成績から選手のコンディションまで詳しく教えてくれる貴重な情報源だ。

スマホで代用できないこともないが、欲しい情報がすぐに確認できる紙媒体の方が圧倒的に便利。指定席でない場合は席を確保するシートとしても使うことができるというのも新聞の大きな利点だぞ。

・スカウト気分になる双眼鏡

また、広い球場で観戦するのに必要なのは、なんといっても双眼鏡。玄人たちも携帯しており、真剣な眼差しで覗き込んでいた。確かに一挙手一投足に注目して観戦すると、スカウトになった気分でおもしろみが増す。きっと玄人たちは選手たちの駆け引き、監督の意図などを想像して楽しんでいるに違いない。

・片耳にラジオ

そして玄人による観戦でもっともインパクトの強かったのが「ラジオ」だ。球場は実況がないため、なんとそこから情報を仕入れていたのである。電光掲示板でカウントを確認する手間が省け、より野球に集中することもできる。

ただ、両耳にイヤホンをするとせっかくの臨場感が台無しになってしまうので「片耳だけ」装着するようにしよう。これは球場にいるからこそできる一級観戦術。スマホで対応可能のため、ぜひオススメしたい。

……以上が「一人でも究極に楽しめる観戦方法」だ。お酒好きであれば、玄人たちの手にも決まってあるビールを飲むとさらに楽しめること間違いなし。これまで “ひとり観戦” を踏みとどまっていた人や変わった観戦をしてみたかったそこのアナタ! 玄人たちの観戦方法を参考に、一度は渋い観戦をやってみてはいかがだろうか。

Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼ラジオを片耳で聞いてじっくり観戦しよう!
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▼ビールも欠かせないぞ
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▼気分は完全にスカウト
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▼スマホでもいいが新聞が便利だ
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▼選手の成績をすぐに見ることができる
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▼出場選手と照らし合わせて楽しもう
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▼ラジオとイヤホン(スマホ可)
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▼もちろん双眼鏡も必須だ
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▼選手のひとつひとつの動作を観察
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▼生観戦はやっぱり楽しい!
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▼ジェット風船が飛ぶ球場では「ラッキーセブン」も見どころだ
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