leitingqiaokeli (1)
1個30円でボリュームたっぷり!! 最強レベルのコスパを誇る『ブラックサンダー』だが、今年、お隣・台湾では空前の『ブラックサンダー』ブームが起きていたらしい。オークションでも高騰し、ついには「『ブラックサンダー』詐欺事件」まで起こる始末だ。

本当にそんなに品薄なの? 実際に台湾のコンビニに行ってみたところ、ウホ♪ あるじゃないですか。パッケージも漢字でカッコイイやん! ……って思ったら、ほんげええええええええええ!! 激似商品の『雷霆巧克力(ライトニングチョコレート)だったのだ!! 中身もソックリなのか? 実際に食べてみたぞ!

・『ブラックサンダー』に激似の『雷霆巧克力』

手のひらサイズ、黒をベースにココアクッキーチョコの写真と力強いロゴ。『雷霆巧克力(ライトニングチョコレート)』のパッケージは、どこからどう見ても『ブラックサンダー』にソックリである。

ちなみにブラックサンダーを中国語で書くと「雷神巧克力」。名前も言い逃れができないレベルにインスパイアされているではないか!ちなみに、お値段は現地のセブンイレブンで1個12台湾ドル(約40円)だ。……ウム!!

・『雷霆巧克力』は形が違った!!

ちょっと、ちょっと、ちょっと!! 「この激似レベルはマズイんじゃないの?」と、思いつつ、中身を確認! すると、ツルンとしたチョコバーが飛び出してきた。『ブラックサンダー』は、あのゴツゴツとしたクッキークランチが特徴的なチョコレートだ。『雷霆巧克力』はツルリと成型されていて、ちょっと別物なのだ。

・味もちょっと違った

早速味も確認してみると……うーん、こちらもちょっと違う! 『ブラックサンダー』は苦めのココアクッキーに甘~いチョコがコーティングされている。その味の違いが絶妙だ。

一方、『雷霆巧克力』の方は、甘いクッキーに同じく甘いチョコレートがかかっている。似てはいるが、味のメリハリに欠けているようだ。ちなみにクッキーも「ああ、中華圏のバター控えめなビスケット」というところで、独特な香りがした。

・台湾老舗菓子メーカー「義美」の商品

『雷霆巧克力』を販売しているのは、「義美(イーメイ)」という台湾の老舗菓子メーカーだ。1934年に創立され、お菓子だけでなく、ありとあらゆる食品の製造販売を行っている。『雷霆巧克力』シリーズはチョコだけでなく、アイスも展開しているそうだ。

余談であるが、「義美」のプチシュークリーム・ミルク味はかなりウマイ。一口サイズのシュークリーム菓子なのだが、サクサクカリッカリとしたシュー皮が絶品。日本にも、シュークリームを模した菓子は数多くあるが、これほどカリカリした皮のものはないだろう。冷やして食べると、さらに美味なので、かなりオススメである。

Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.

▼『ブラックサンダー』に激似の『雷霆巧克力(ライトニングチョコレート)』!
leitingqiaokeli (2)
▼「雷神(ブラックサンダー)」じゃなくて、「雷霆(ライトニング)」、な!!
2
▼並べてみた
leitingqiaokeli (3)
▼これは言い逃れできんやろ……ッ!!
leitingqiaokeli (4)
▼しかし、形は大分違うぞ
leitingqiaokeli (7)
▼ゴツゴツの『ブラックサンダー』(奥)と、ツルツルの『雷霆巧克力』(手前)
leitingqiaokeli (8)
▼『雷霆巧克力』はココアクッキーのみ?
leitingqiaokeli (9)
▼……と思ったら、一応、プレーンビスケットも入っていた。ただし量はかなり少ない
1

leitingqiaokeli (5)
▼こちらは『雷霆巧克力』の成分表。「小麦粉、砂糖、植物油、ココアペースト、粉乳、ホエイパウダー、ココアパウダー、マルトデキストリン、乳糖、膨張剤、レシチン(大豆由来)、香料、バニラエッセンス)
leitingqiaokeli (6)

leitingqiaokeli (1)
▼義美のプチシュークリームはかなりウマイ!
leitingqiaokeli (10)

leitingqiaokeli (11)