IMG_0554

キリンビールの『濃い味〈糖質ゼロ〉』がWEB限定でスペシャルムービーを公開中だ。映像中では、キリンのビール職人、蒲生徹さんが、「本当にうまいゼロはないのか」「つまみが喜ぶゼロはないのか」「ジョッキで飲みたいゼロはないのか」など、おいしい糖質ゼロを作るために奮闘する日々の様子が、アニメーション形式で描かれている。

一般的に味が薄いと言われがちな糖質ゼロを濃い味に仕上げることは、とても難しいみたいで、キリンの凄腕ビール職人の蒲生さんでも、開発にはかなり手こずったらしい……。確かに糖質は美味しさの要素の一つでもあるし、それをゼロにしてウマいお酒を開発するのは、相当な苦労があったに違いない。

そんな濃い味〈糖質ゼロ〉のスペシャルムービーを見て、蒲生さんの職人魂に感銘をうけた、自称料理職人の私は、ジャンルは違えど同じ「職人」として、“おいしいゼロ作り” にモーレツに挑戦したくなった!そこで、ムービー中の蒲生さんにならって、「本当にうまいゼロはないのか。」「糖質がゼロな食材はないのか」「コレステロールがゼロな食材はないのか」など、濃い味〈糖質ゼロ〉にあう、おいしいゼロ料理をつくるために奮闘してみたぞ!

・まずはゼロ食材探しから

まずは、近所のスーパーで食材探しから。事前に食品成分データベースで調べた「ゼロ食材」を買い集め、美味しい料理を作るのだ! 今回は糖質ゼロの『鶏ささみ』や、プリン体ゼロの『たまご』、脂質ゼロの『みつば』などをチョイス。もう料理が好きな方ならきっとお分かりになると思うが、そう。『親子丼』である。

だが、その食材だけではフツーの親子丼になってしまう。そこで、今回はさらに糖質ゼロの『かつお出汁』と、コレステロールゼロの『わさび』もプラスし、夏らしい一品を作るぞ。また、どんぶりだけだと味気ないので、コレステロールゼロの『エリンギ』と、塩分ゼロの『小ねぎ』、タンパク質ゼロの『ごま油』、脂質ゼロの『醤油』もプラスして、小鉢も作ろうと思う。

・『冷やし親子茶漬け』

購入したゼロ食材たちを使い、まずは親子丼の調理からスタート。まずは親子丼の調理からスタート。普通親子丼に使う鶏もも肉と比べてささみは固くなりがちなので、そぎ切りにして事前にフライパンで炙り、卵と一緒にあまり煮ないのがポイント。卵は濃いめのかつお出汁で溶くと、旨味がプラスされて美味しくなるため、ぜひ試してみてほしい。

また、余ったかつお出汁は氷で冷やしておこう。また、わさびもすりおろしておき、親子丼を半分ぐらい食べたら、冷やしたかつお出汁とわさびを投入して『冷やし親子茶漬け』の完成である! 暑い夏でもサラサラと食べられて、もちろん『濃い味〈糖質ゼロ〉』にもベストマッチ! これは最強のコンビだわ(笑)。

・エリンギと小ねぎのおひたし

エリンギと小ねぎはさっと茹でて冷水にさらし、水気を切って醤油とごま油で和える。それだけで美味しい『エリンギと小ねぎのおひたし』の完成だ。コチラは親子丼よりも簡単に作れるので、料理が苦手な人でもきっと上手にできるはず。エリンギの食感と小ねぎの風味が美味しい、サイドメニューにもおつまみにもなる一品である。親子丼に使ったみつばが余ったら入れてもOKだ。

・ゼロの探求は相当難しい……。

しかし、今回は手抜きをしたら蒲生さんに悪いので超頑張ってしまったが、ゼロの探求は死ぬほど大変だった……できればもうやりたくない(笑)。料理ならアレンジをすればカロリーや糖質を減らすことはできるが、お酒というジャンルで最高にウマい糖質ゼロを作りだすのは比べものにならないほど大変だっただろう。

料理はすべて蒲生さんに敬意を表しつつ、最後はキリン濃い味〈糖質ゼロ〉といっしょに美味しくいただきました。食材をガンガン足して美味しいものを作るよりも、糖質やプリン体をカットしてウマいお酒を作ることの難しさを知った1日であった。

Photo:Rocketnews24.

キリン濃い味〈糖質ゼロ〉のスペシャルムービーはコチラ。凄腕ビール職人が悩みに悩んで作ったこの商品の美味しさがよく分かる動画だ。ナレーターには、どこか懐かしく、やさしい声が特長のあの人を起用している!

▼自分でも作ってみた! ウマいが物凄く大変!
IMG_0557

IMG_0558