ueda

野球を観戦する上での醍醐味といえば、一振りで試合の展開を動かし、勝負を決定付ける一打にもなる「ホームラン」だ。球場全体は打球の行方を見守り、スタンドインしようものならば観客席は興奮のるつぼと化す。

しかし、今回ご紹介する動画「【プロ野球パ】近藤の第2号は逆転グランドスラム! 2014/05/29 S-F」では、ホームランよりも中堅手の守備が注目を集めてしまった。味方を惑わすほどの意外な光景がそこにはあるぞ!

・交流戦での出来事

動画は2014年5月29日に行なわれた東京ヤクルトスワローズ vs 北海道日本ハムファイターズの試合でのもの。ヤクルト2点リードの3回表・日本ハムが1アウト満塁のチャンスを迎え、近藤選手が打席に入ったシーンだ。

・一連の流れ

1ボール1ストライクから木谷投手が投じた3球目がセンターへの大きな打球となると、中堅・上田選手は捕球体勢に入る。が、しかし! 打球はそのままスタンドイン! なんとグランドスラムとなってしまったのである!!

・トリックプレーではなかった

外野手が頭上を越える打球をトリックプレーで相手の判断を鈍らせ、失点を減らすというシーンはまれに見られる。しかし今回の上田選手のようにスタンドに入ってしまっては元も子もない。というより、上田選手は打球を見失っていたか。

・上田選手のプレーに対するネットユーザーの反応

「騙されたwww」
「どっちのチームを騙してるんだw」
「予想はできたけど、笑った」
「尚、騙されるのは味方の模様…w」
「上田また見失ったの? HRだからって許されんだろ」
「動画見て感動した。客まで完璧に騙されとるやないかwww 」
「ヤクルトはこのプレーの練習しとるんかな?(笑)」

などなど、騙されて笑ったというコメントが多数。一方で上田選手は先日行なわれた試合でも同様に打球を見失い、失点に繋がるミスをしていただけに手厳しい声も多く見られた。

確かにヤクルトのホームである神宮球場は屋外のため、太陽によってプレーに支障をきたすことがある。が、そこはプロ。球場に足を運んだお客さんのためにも「見失いました」では済まず、恥ずかしくないプレーが求められる。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼味方も惑わすほどのプレーだった!?

▼先日の試合でも打球を見失った上田選手

▼こちらはイチロー選手のトリックプレー

▼センターへ大きな打球が飛ぶと……
ueda
▼上田選手は捕球体勢
ueda1
▼実は見失っていた!
ueda2
▼投手はこの表情だ
ueda4