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2014年5月25日に岩手県滝沢市で行われた、アイドルグループ「AKB48」の握手会で、ノコギリを持った男が暴れてメンバーとスタッフ合わせて3名が負傷する事件が起きた。ケガをした3名は病院で治療を受け、すでに退院している。

この事件を受けて、警視庁は運営会社に対して当面握手会の中止を要請すると共に、警備体制の強化を図るようにと申し入れたそうである。この報道にファンは意気消沈している様子。しかし、仕方がないという声も少なくない。

・当面、握手会中止を申し入れ

NHKが報じるところによると、秋葉原を管轄する万世橋警察署は運営会社AKSに対して、劇場でステージと客席の距離を取ることや、刃物の持ち込み対策の強化を求めた。また、握手会やハイタッチ会の当面中止を要請したとのことである。このことについて、ネット上では次のようなコメントが投稿されている。

・ネットの声

「経営考えたらきついよね」
「まぁ当然といえば当然の措置ですな」
「握手券売ってるんだから握手会は中止にはならんだろ」
「ファン発狂やろなぁ」
「やっぱこれから 握手会とか なくなってくのかな」
「握手会中止なんだね…残念」
「しょうがないよね」
「これからもう握手会とかなくなるのかな」
「しょうがないね!」
「握手会中止凹むけど仕方ないぜ!」

・NHK『握手会ビジネス』

ちなみに今日(5月26日)のNHKニュース9 は次の内容を放送する予定だ。

「ニュースウオッチ9より『AKB48のメンバーが男に切りつけられた事件を受け、相次いで公演が中止や延期に。“握手会ビジネス”はどうなるのか。事件の衝撃を詳しく』」(NHKニュースTwitterより引用)

・他のアイドルはどうなる?

ファンはCDを購入して握手券を手にしなければ、握手ができない。握手会の中止ということになると、CDの購入特典がいかされないことになるのだが、これから一体どうなるのか? NHKは『握手会ビジネス』と言っているのだが、その握手会ビジネスは何も AKB48 だけに影響する訳ではない。同じようにCD購入特典を付与しているアイドルのすべてに影響することになるだろう。

今後のアイドルの売り方そのものが、変わって行くことになるのかもしれない。

参照元: NHKニュース、Twitter ‏@nhk_news
執筆: 佐藤英典
イラスト: Rocketnews24