tarachang

犬から飼い主の子どもを守り、世界的に話題になった米・カリフォルニア州の猫タラちゃん。防犯カメラがとらえた動画をきっかけに、「ヒーロー猫」として一躍脚光を浴びている。

以前の記事で、仕事のオファーが相次いでいることをお伝えした。地元野球の始球式にまで招かれることになったのだが、本当にその始球式に参加したという。猫にボールを投げることなんかできないよね!? 一体どうやってタラちゃんにボールを投げさせたのか!?

・5月20日に始球式を実施

タラちゃんを招いたのは、マイナーリーグ「ベーカーズフィールドブレイズ」という野球チームだ。2014年5月20日にタラちゃんと家族を球場に招き、試合前の始球式を行ったのである。

・救出されたジェレミー君も元気

その場には、犬に噛まれて足をケガしたジェレミー君の姿もあった。タラちゃんが助けにあらわれなければ、今頃は入院していたかもしれない。その彼が元気にマウンドに上がっている。そしてタラちゃんは、ジェレミー君の父親のロジャーさんに抱きかかえられて登場。

・仕掛けが働かずに失敗?

いよいよ始球式、まずはジェレミー君が2球を投げて、観客から喝采を浴びた。続くタラちゃんはどうするのか? 映像を見ると、ボールにナイロン製の糸がくくりつけられているのがわかる。なるほど。やはり投げられないから、ボールを糸で引っ張るという手段をとった訳か。ところが、これが思うように機能しない。仕方なく、ロジャーさんはタラちゃんが投げるような雰囲気を作りながら、自分で投げたのである。

・ゆっくりさせてあげて

まあ、そうするしかないよね……。当のタラちゃんは、何事が起きているのかわからない様子。それでもしっぽをパタパタと振っているので、そんなに機嫌が悪い訳でもないようだが。これでしばらく、タラちゃんをゆっくりさせてあげて欲しい。ジェレミー君とおうちで遊んでいる方が、きっとタラちゃんには幸せなはずだから。

参照元: YouTube
執筆: 佐藤英典


▼ジェレミー君を救出したときの映像