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2014年5月12日、ブラジルW杯に挑む23人の日本代表メンバーが発表された。大久保嘉人選手のサプライズ選出に注目が集まっているが、サンフレッチェ広島に所属する青山敏弘選手も忘れてはいけない。

ということで今回は、彼がどんな選手か一発でわかる動画「青山 敏弘」と共にご紹介したい。Jリーグ屈指のボランチのプレーは必見! より一層楽しくW杯を観戦するためにも知っておこう!

・青山選手とは

1986年2月22日生まれの28歳。サッカーの名門・岡山県作陽高等学校からサンフレッチェ広島でプロデビューし、現在も一筋でプレーしている。ポジションは守備的中盤のボランチを務めているぞ。

プロサッカー選手だが、テニスの腕前も一流で小学生の頃には岡山県で1位を獲得し、全国大会に出場したほどの腕前を持っている。ちなみにフィギュアスケートの高橋大輔選手とは保育園から中学まで同じ幼なじみという間柄だ。

・プレースタイル

試合の状況を冷静に判断でき、広い視野からゴールへ結びつくキラーパスを得意としている。針の穴を通すような精度は動画でも見ることができるように、裏を取る選手へパスを出させたら右に出る選手はいない。

特に所属するサンフレッチェ広島での FW 佐藤寿人選手とのホットラインは必見。それと合わせて豪快なミドルシュートも大きな持ち味だ。174センチとサッカー選手としては小柄な方だが、フィジカルが強くボール奪取能力に長けているのも特徴である。

・サンフレッチェの要

サンフレッチェ広島では2006年から不動のレギュラーとして定着。2012、13年シーズンのリーグ連覇に大きく貢献し、青山選手自身も2年連続ベストイレブンに選出される活躍を見せた。

・怪我に悩まされるプロ人生

日本代表には2013年7月に行なわれた東アジアカップで初招集。順風満帆に見える青山選手だが、プロ人生は怪我の連続。左膝前十字靭帯断裂、左膝半月板を手術するなど棒に振ったシーズンも少なくはない。

2008年の北京五輪でも予選突破に大きく貢献したが、怪我の影響で招集されず。怪我に悩まされ続けた青山選手だが、それを乗り越えてつかみ取ったのがブラジルW杯の舞台。きっとワンチャンスを物にするような大きな仕事をしてくれるに違いない。

参照元:サンフレッチェ広島オフィシャルサイトYouTube
執筆:原田たかし

▼針の穴を通すようなパスに注目だ!

▼メンバー発表後、握手をする青山選手と森保監督
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