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以前ロケットニュース24では、ペン1本でキャリーバックを開ける動画を紹介した。ロックしたはずのスーツケースが、いとも簡単に開けられてしまう恐ろしい内容であった。現在それとよく似たような動画が、再び世界中に衝撃を与えている。

手順は以前の記事とほぼ同じだが、今回の動画もやはり見た後に背筋がスーーーっとなってしまう。それだけインパクトがあるのだ。特に飛行機をよく利用するという人は、自分が被害に合わないためにも確認しておいた方がいいぞ。

この動画は、アカウント名「bosnianbill」氏が公開したもの。その人物は、アフリカへ旅行した際、一緒に行った人のスーツケースが盗まれる事件があり、その件に触発されて動画を制作したという。そこで紹介されている手順等は以下の通りである。

【スーツケースのタイプ】

ファスナーソフト型

【スーツケースの状態】

ファスナーにある2つのつまみ、いわゆるスライダーの部分がダイヤル錠でロックされており、開閉できないようになっている

【道具】

ボールペン1本

【開閉手順】

1. ダイヤル錠でロックされている2つのスライダーをファスナーの端に移動させる
2. ファスナーの隙間にボールペンを差し込む。
3. 中に差し込んだら、そのボールを横に動かす。あとは上部を持ち上げれば、開けられる
4. 閉じる時は、ダイヤル錠でロックされた2つのスライダーを逆側まで移動させる。これで、ファスナーが閉じる。
5. それから、2つのスライダーを元の位置に戻す。

——以上である。

・ハードタイプでもファスナー式なら危険

実演はソフト型のスーツケースで行われているが、やり方を見ると、ハードケースでもファスナータイプなら危険な予感が……。とにかくファスナー付きのものは、スーツケースでもバックパックでも、簡単に開けられそうだ。何ともゾッとする話である。

「絶対そんな目に合いたくない」という人は、ファスナータイプは控えて、フレームロックタイプのスーツケースを使用したいところ。さらに南京錠と併用すれば、リスクをより減らせるだろう。

・盗まれたことに気づきにくい

そして、このやり方が恐ろしいもう1つのポイントは、中身を漁(あさ)られたことに気づきにくいことだ。スーツケースに傷が残っているなど、「誰かが中を開けようとした!」という痕跡があれば、多くの人はその場で中身をチェックしようとするはず。

そして、もし何かがなくなっていれば、その場で空港に抗議できる。それが受け入れられてモノが戻ってくるかどうかは不明だが、とりあえず可能性はある。

しかし、このやり方のように痕跡が残っていなければ、すぐに気づくのは難しい。大抵は、ホテルなどでスーツケースを開けた時に「アレがない!」となるはずだ。それから空港に問い合わせても、戻ってくる可能性はかなり低くなるだろう。

とにかく、飛行機での移動が多い人や、海外によく行く人は、「スーツケースがこのように開けられる可能性がある」ということを頭の隅に置いておいた方がよさそうだ。

参照元:YouTubeMail Online(英語)
執筆:和才雄一郎

▼問題の動画はこちら。実演は0:28〜1:50まで