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今季、開幕前からJリーグの話題をさらっていたクラブといえば、セレッソ大阪だ。日本代表のレギュラーに定着しつつある柿谷曜一朗選手が所属していること、そしてウルグアイ代表のディエゴ・フォルラン選手が新加入したことが大きな理由だ。

ヤンマーディーゼルサッカー部を母体としてセレッソ大阪が発足したのが1994年。今季は創設20周年という節目の年なのだが、先日行なわれたW杯日本代表のメンバー発表で新たな記録を打ち立てたと話題になっているぞ!

・セレッソ大阪の8番

セレッソ大阪の「8番」といえば、クラブのシンボル。「ミスターセレッソ」の愛称で親しまれた森島寛晃(ひろあき)氏から受け継がれているクラブを背負う選手の背番号であり、トッププレイヤーの証でもある。

・8番を背負った3人が代表に選出

そして話題になっているのがブラジルW杯の代表メンバーに「8番」で繋がれた3人の選手が選出されていること。柿谷曜一朗選手、そして香川真司選手と清武弘嗣選手がそうだ。

・歴代全員が選出

同じ背番号を背負った3人が同時に選出されるだけでもスゴいのだが、初代・森島氏も1998年フランス大会、2002年の日韓大会で選出されている。そう、20年間で「8番」を背負った選手全員がW杯の代表メンバーに選出されていることになったのだ。

・全員が選出されていることに対するネットユーザーの反応

「なんやかんや、森島がすごい」
「歴代セレッソの8番は代表に入るなー」
「フフフ(^^)vこんなチーム、他に無いでしょ!」
「セレッソの8番つけてた選手はみんな日本代表になってるってすごいなー。」
「ヤバイ、セレッソの8番三人代表やで。 歴代8番が全員W杯代表選ばれたことに震える。」
「セレッソの8番は、W杯の特急券やね。今回は、残念やった南野君は、8を背負ってからやね!」

などなど、セレッソ大阪の「8番」をつける選手の実力がスゴいといった声や、セレッソ大阪一筋で長年活躍した森島氏の活躍があってからこそというコメントが多く見られた。

気になる次の「8番」だが、4月の代表候補合宿に呼ばれた南野拓実選手が濃厚と思われる。2018年に行なわれるロシアW杯では彼がピッチに立ち、新たな伝統を繋いでいくことだろう。

参照元:セレッソ大阪オフィシャルサイト
執筆:原田たかし

▼日韓W杯での森島氏のゴールを覚えている人も多いだろう