foulball

野球を観戦する上で気をつけないといけないのが打球の行方だ。笛やアナウンスで注意喚起されるなど、球団側も配慮はしているものの、最終的には自分の身は自分で守らないといけない。

そんな中、メジャーリーグでよそ見していた観客が「九死に一生を得る」というワンシーンがあった。見ているだけで恐ろしい様子は動画「Foul ball nearly strikes fan」で確認可能。観戦中のよそ見がいかに危ないか、よくわかる内容となっているぞ!

衝撃的なシーンが見られたのは、2014年5月7日に行なわれたメジャーリーグのタンパベイ・レイズ vs ボルチモア・オリオールズの一戦。場面は2−3で迎えた6回表2アウト、スティーブ・ピアース選手の打席だ。

2ボール2ストライクからの内角に投じた一球をピアース選手が振り抜くとファウルボールが観客席へ。ベンチにいる選手たちも思わず反応するくらいの鋭い打球であっただけに観客も必死に避けようとするのだが……。

会話に夢中で打球をまったく見ていない2人の男性がいるではないか。「危ない!」と思った次の瞬間には、ボールが2人の間を紙一重で通過。直撃していたら大怪我は免れなかっただけに周りの人は肝を冷やしたという表情を隠せていないぞ。

メジャーは日本に比べると臨場感を出すためにフェンスが少ないという背景があるが、それにしても恐ろしいシーンである。日本でも野球観戦する際に打球が飛んでくる可能性はゼロではないため、その行方には注意しよう。

参照元:MLB.com
執筆:原田たかし

▼まさに九死に一生を得たシーンだ
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▼こちらはYouTube版