boribia

サッカーの試合では時として思わぬ来客者がピッチに入る。それは人であったり、動物であったり多種多様。しかし、どうあっても試合を中断せざるを得ないため、すぐにピッチを退くことになる。

そんな中、ボリビアのサッカーでピッチに迷い込んだ子犬を巡ってひとつの感動的なシーンが話題となっている。今回はその様子を動画「Heroic ball boy saves dog」と共にご紹介したい。

・ボリビアでの出来事

話題となっているのは、2014年5月6日にボリビアで行なわれたザ・ストロンゲスト vs ウニベルシタリオの試合でのワンシーン。後半12分、ザ・ストロンゲストが2−1でリードという場面である。

・子犬を乱暴に扱う選手

3匹の子犬がピッチに入ったことで試合は中断。警備員やボールボーイがこれに対応するのだが、ウニベルシタリオのシルベストレ選手は水を差されたことに腹を立てたのか、子犬を捕まえると乱暴に扱う暴挙に出る。

・止めに入るボールボーイ

子犬が心配になるシーンだが、ピッチ内にいたボールボーイがそれに気づくと、なんと彼はシルベストレ選手を止めに入るぞ。そして「子犬に乱暴するな」とばりに食ってかかるではないか! 大人相手に勇気ある行動だ!!

・集まる称賛の声

ひるむことなく行動に移したボールボーイには世界中から称賛の声が集まっている。ゴールキーパーがボールボーイの言動に怒っているようにも見えるが、そもそも子犬を乱暴に扱うことがもってのほかだ。

ハプニングで試合が中断したものの、動物に罪はない。選手にはこういった時こそ冷静な対応が求められる。もしボールボーイが止めなかったら……想像するとシルベストレ選手と子犬は彼の勇気ある行動に救われたのではないだろうか。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼ボールボーイの行動には称賛の声が集まっている

▼2−2の引き分けで終了した試合のハイライト