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なぜ、また麺を挟む。ロッテリアがまたやりやがった。2013年5月に麺屋武蔵とコラボして、パンで麺を挟む「ラーメンバーガー」を発売し、奇抜さだけが話題になり、あまりおいしくないとの意見が相次いでいたようなのだが、またしても麺バーガーの発売を発表した。

今度はつけ麺の老舗である大勝軒とのコラボである。どうして麺を挟みたがるのか? 1年経てば人の記憶はリセットされるとでも思っているのだろうか? ロッテリアは商品を次のように説明している。

・ロッテリア「つけ麺バーガー」の説明

「『大勝軒 元祖つけ麺バーガー』は、つるりとしたソフト感の中にもしっかりとしたコシがあり、もちもちとした食感の麺パティ に下味をつけ、表面を軽く焼くことでバンズとのメリハリを付けました。この麺パティと、りんご酢の風味と酸味を守りつつ、 鰹節等の魚の旨味や豚骨、鶏ガラのコクがあるチャーシューだれ、マヨネーズとともにサンドすることで、食べごたえのある 新感覚バーガーに仕上げました」(ロッテリアより引用)

・モサモサを再び味わうのか!?

大変申し訳ないが、もう騙されないぞ。あのモサモサとした麺の食感、いまだに忘れることができない。あのモサモサをまた食べさせようというのか? つけ麺とは言っているが、武蔵のときだってつけ汁があったじゃないか。大した役に立った覚えがないのだが……。

・一応食べてみよう

とはいえ、挑戦は評価したい。斬新な商品開発を行おうという努力は認める。しかし、あまり良いものではなかったという評価を、受け止めていないのだろうか? それとも、再挑戦する価値のある商品が開発できたという自信の裏付けなのだろうか。もしかしたら、前作を凌駕する進化をしているかもしれない。ということで、一応食べてみよう。一回だけ食べてみることにしよう……。

参照元: ロッテリア
執筆: 佐藤英典

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