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討論系のテレビ番組では、出演者同士の意見が対立して、派手な言い合いになることはよくある。そんな中でも、最高に派手なやり合いしてしまった番組が放送されたので、紹介しよう。

それはもう、意見の対立ではなく放送事故だ。というのも、熱くなり過ぎた出演者が大喧嘩になって暴れ、スタジオのセットを破壊。行くところまで行ってしまったからである!! その時の様子は、YouTube の動画で確認できるぞ。

・シリア問題で対立する陣営のジャーナリストが登場

テレビに出演しているのは2人のジャーナリストと1人の司会者。ジャーナリスト達が議論しているのは、シリア問題だ。シリアは、政府側であるアサド政権派と、反政府側との対立で緊張が続いている国である。

そして、出演したジャーナリストの1人はアサド政権派であり、もう1人は反政府側。つまり、対立する2つの陣営を支持するジャーナリストが、番組でディスカッションをしたのである。その結果は……。

・徐々にエキサイトする2人

動画を見れば、2人のジャーナリストが徐々にエキサイトしていく様子が分かるだろう。真ん中にいる司会者が、何とか落ち着かせようと試みるものの、全く効果なし。

・テーブルの押し合いに!

そんなピリピリした空気の中、1人のジャーナリストが、何を思ったのか真ん中にあった大きなテーブルをつかみ、それで相手側を押した。すると、もう1人の方も「やってやるぞ」と言わんばかりに、そのテーブルをつかんで、相手の方へ押し返す。こうして、テーブルの押し合いバトルが始まったのだ。

そのテーブルは2人に押されまくった結果、壊れてしまう。しかし、2人はまだ戦う気満々。1人が、壊れたテーブルを持ちながら相手に接近し、ケリを入れようとするではないか。ただここで、スタッフが止めに入り、2人のバトルは終了となった。

2人に怪我はなかったようだが、討論番組が無茶苦茶になってしまったことは間違いない。

参照元:YouTubeMirror News(英語)
執筆:和才雄一郎

▼こちらが熱くなり過ぎた討論の様子