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音楽を聴く方法はレコードからカセットテープ、CDからMD、そしてMP3プレイヤーへと移り変わり、今ではスマホを使用している人が多いだろう。そういった遍歴を見てきた世代とは違い、生まれた時からデジタル音楽プレイヤーしか知らないデジタルネイティブ世代には、レコードやカセットテープなどは未知の世界である。

そこで、そんな世代の子供たちにウォークマン(携帯型カセットプレイヤー)を渡したらどうなるかを実験してみたところ、彼らの反応に大反響が起きているのだ! 子供たちの反応は動画「KIDS REACT TO WALKMANS」で確認できる。

・最初の反応は「これトランシーバー? 録音機!?」

最初に、「ウォークマン」が何か知らない読者もいるかもしれないので簡単に説明したい。ソニーが1979年に発売したウォークマンは、カセットテープを入れるとヘッドフォンを通していつでもどこでも音楽が聴ける携帯型カセットプレイヤーである。

実験の被験者となるのはアメリカ人の6~13歳の子供たち。まずウォークマンを手渡された彼らに「何だと思う?」と質問したところ、トランシーバーやラジカセ、録音機といった検討外れの答えが返ってきた。

・カセットテープなんて今まで見たことない!

そして彼らに “音楽を聴くもの” だとヒントを与えた後、どのように使用するのか当ててもらった。そうするとボタンを押したりいじくり回すものの、全員が解せない様子。やっと再生ボタン押した女の子が “やった!” と喜ぶのもつかの間、カセットテープが入っていないので何も聞こえない。

ウォークマンだけでは使えないと知らされてカセットテープを手渡されると、大半の子が「今までこんな物見たことがない!」と、カセットテープが何であるのか知らなかったのである!

・テープを入れる作業に悪戦苦闘

次にテープを入れて音を再生するよう支持を与えられた子供たちは、ウォークマンのフタを開けてテープを入れるという発想が湧かないのか悪戦苦闘。中にはフタを開けられた子もいるが、ほとんどは教えられてテープを入れる段階にチャンレジするすることに。しかしなかなかテープを入れる正しい向きが分からず、しばし格闘した後ボタンを押して再生するも無音である。

・昔より今のテクノロジーがいい!

ウォークマンで音楽を聴くにはヘッドフォンが必要であると言われて、やっと使い方を把握した子供たちの感想には思わず納得である。

「使い方が複雑だし時間がかかり過ぎるよ」
「サイズがかなりデカいよね」
「こんなの面倒くさすぎるわ!」

また、特定の歌を聴くためには早送りと巻き戻しボタンを駆使して曲の冒頭を探し当てる必要があることや、20~30曲程度しか入らないことを知ると、子供たちは驚きを通り越して呆然となっていた。最後に「今と昔のテクノロジーだったらどちらがいい?」と聞かれた彼らは、当然のごとく “今” を選んだのである。

ちなみに筆者は一応すべての音楽鑑賞法を経験した世代であるが、これから先、デジタル音楽プレイヤーに代わる新テクノロジーが出てくるのか興味津々だ。しかし音楽プレイヤーは、もしかしたら行き着くところまで来てしまったのかもしれない。

参照元:YouTubeMail Online(英語)
執筆:Nekolas

▼ウォークマンと格闘する子供たちの動画「KIDS REACT TO WALKMANS」はこちら

▼“カセットテープなんて初めて見る!” と女の子
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▼テープをウォークマンに入れるのに悪戦苦闘!
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▼やっと使い方を把握して嬉しそう!
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