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「餃子の王将」の人気メニュー「鶏の唐揚」。それに付いている粉は、一部で「マジックパウダー」とか「魔法の粉」などと言われているのをご存知だろうか? その呼び名の通り、各香辛料が絶妙な加減で調合されており、脇役にしておくにはもったいないないほどクオリティが高い。

そんな「餃子の王将」の「鶏の唐揚」に付いている粉を、居酒屋チェーン「世界の山ちゃん」の人気メニュー「幻の手羽先」にかけて食べてみた。結論を先に言うと、あの手羽先がさらに辛ウマになったぞ!

・スパイシーな手羽先をさらにスパイシーに

「世界の山ちゃん」の「幻の手羽先」は、元々コショウによる辛さが特徴。あのスパイシーな風味にハマってしまった人も多いだろう。そして、そのような人の中には、「さらにスパイシーにしてみたい」と感じた人もいるのではないだろうか。

だが、あの手羽先の味を殺してしまったら元も子もない。例えば、スーパーなどで売られている一般的なコショウをかければ、ただ辛くなるだけで、「幻の手羽先」の味を台無しにしてしまうリスクは高い。

このように考えると、「幻の手羽先」にふさわしい香辛料は限られてくる。数少ないそのうちの1つは、やはり「餃子の王将」の唐揚の粉だろう。王将マニアの間で「あの粉だけでご飯が3杯いける」と言われているマジックパウダーだったら、山ちゃんの手羽先の味を生かしたままスパイシーにしてくれるはず!

・各店舗でそれぞれテイクアウト

やり方は、どちらも持ち帰るだけだ。まず、「餃子の王将」で「鶏の唐揚」を注文。店内でオーダーしても可能だが、唐揚ごとテイクアウトしよう。なお、その際は、店舗にもよるが「粉を多目にもらえますか?」と言えば、対応してくれるようだ。そして、家で「鶏の唐揚」を普通に食べ、マジックパウダーを残しておく。

「世界の山ちゃん」でも同様に、お土産用として販売されている「幻の手羽先」を持ち帰る。それから、家で「幻の手羽先」にマジックパウダーをかけ、オーブントースターなどで温めて食べればいい。

・辛さと香ばしい風味がアップ

実際に口に入れると、そのスパイシーさたるや……。コショウによる辛さだけでなく、塩辛さが強くなっている。何より、ただ単に辛くなっただけでなく、香ばしさがアップしているのだ。「辛くてウマい」という「幻の手羽先」の特徴を、さらに一段階引き上げたように感じられる。

元々ウマいものに、マジックパウダーをかけるのだから、味が美味しいというのは予想していたが、ここまで相性がいいのは意外だった。とにかく、「餃子の王将も世界の山ちゃんもよく行く」という人は、一度試してみてはいかがだろうか?

Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼「魔法の粉」や「マジックパウダー」とも呼ばれる唐揚の粉を用意
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▼「世界の山ちゃん」で「幻の手羽先」をテイクアウトして
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▼そのままでも十分ウマい手羽先に
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▼粉をぶっかける
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▼見るからにスパイシー。これで、さらに辛ウマな味に!
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