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最新のゲーム機はさておいて、ファミコン、PCエンジン、スーパーファミコン……と、これまで数々のゲームマシンが日本のゲーム史を作ってきた。だが、だが、だがしかし! 絶対に忘れてはならないのがメガドラこと、セガの「メガドライブ」である。

心の底から、一直線に、それはもう「信者」と呼ばれても恥ずかしくないほどに “メガドライブを愛した者” は、誰がなんと言おうと誇り高き『メガドライバー』である。今回お送りする「あるある50」は、そんな同志・メガドライバーに捧げたい。

【あの頃の「メガドライバー」あるある50】

その01:金色の「16-BIT」の文字がカッコよすぎて失禁しそうになる。
その02:本体前面のヘッドホン端子にヘッドホンを接続して生のステレオサウンドを楽んで優越感に浸る。
その03:実はコントローラーが挿しにくいけど我慢。
その04:メガドライブ本体の上部から漂う、「何かのCDが入る感」と、マスターシステムの「マイカード」が入る感。
その05:そのモヤモヤを払拭する周辺機器『メガアダプタ』と『メガCD』の存在が嬉しい。
その06:ゲームメーカーの見せ場は、すでに電源ON → 「SEGA」の時点で始まっている。
その07:ACアダプタが武器みたいにゴッツくて重い。
その08:メガドライブ本体を落とすと「ゴワンゴワン」という音がする。
その09:周辺機器「アーケードパワースティック」のレバーが、やたら重くてカチャカチャしているけど我慢。
その10:電波新聞社の『アフターバーナーII』をプレイした者は必ずや通称カブトガニこと「XE-1AP」が気になる存在になるも高くて手が出せない。
その11:なんとなく手が出しにくかった「メガモデム」。
その12:メガドライバーは常日頃から “何か” を意識し、その “何か” と戦っている。
その13:伝説の『バトルマニア』。
その14:メガドライブを持っている人を見つけたら問答無用で心の友。
その15:なんだかよくわからない連帯感と一体感、武士道にも似た「メガドライブ道」の雰囲気。
その16:誇り高き『ザ・スーパー忍』の存在。
その17:骨の髄まで「古代節(こしろぶし)」を楽しむ。
その18:メガドラ発売後、初のクリスマス商戦となる1988年の12月24日に発売されたキラータイトルが『おそ松くん はちゃめちゃ劇場』という取り返しの付かない伝説。
その19:いとうせいこうは黙殺して高橋由美子のファンになる。
その20:テンゲンのゲームの本質は説明書。
その21:雑誌『メガドライブFAN』も雑誌『Beep!メガドライブ』も、どっちも面白いから両方買う。
その22:雑誌『Beep!メガドライブ』の「BEメガ読者レース」が激アツすぎる。
その23:圧倒的すぎた『ソード・オブ・ソダン』の存在感。
その24:地味に『XDR』と『中島悟監修F-1 GRAND PRIX』もヤバイ。無論、『おそ松くん』もヤバイ。
その25:雑誌『メガドライブFAN』の常連投稿者「スナッチャー藤田」の漫画が上手。
その26:知らず知らずのうちに中山忍のファンになる。
その27:故・池田貴族さんが出ていたセガの番組『チューンナップ少年団』を血眼で見る。
その28:『まじかるハットのぶっとびターボ!大冒険』のテレビCM曲が頭から離れなくなる。
その29:メガドラで出るプロレスゲームが、どれもこれも糞すぎる。
その30:プロレスファン待望の『サンダープロレスリング列伝』は「コレジャナイ感」がハンパないけど、慣れてくるとクセになる不思議な名作。
その31:『フェリオス』に興奮し、『バーニングフォース』でドキドキし、『ふしぎの海のナディア』で恋心。
その32:俺は『ストリートファイターII』なんて眼中にないと念じながら『ファットマン』を泣きながらプレイする。
その33:俺は『ストリートファイターII』なんて欲しくないと思いながら『ストリートスマート』を必死で攻略する。
その34:俺は『ストリートファイターII』なんて全く意識していないと自己暗示にかけながら『エターナルチャンピオンズ』を全クリして間違った武士道を磨く。
その35:とか言いつつ、MD版の『スーパーストリートファイターII』が発売されると、「声が風邪をひいてるな」と思いつつ嬉し泣き。
その36:不意をついて『幽☆遊☆白書 魔強統一戦』とかあるからキャラゲーもあなどれない。
その37:『ファイナルファイト』なんて悔しくないもんと思いながら『火激』をプレイして嗚咽(おえつ)。
その38:そんな思いに応えた『ベア・ナックル 怒りの鉄拳』の登場に号泣し、メガドラ友達を家に呼んで2Pプレイしまくったうえ、鼻水を垂らしながらお互いに嬉し泣き。
その39:それでも『ファイナルファイト』なんて不要! ……と強がりつつも、メガCD版の『ファイナルファイト』は大歓迎。しかもメガCDが欲しい理由になってしまう。
その40:『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の電源ONからの「セーガー」で失禁。
その41:『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の回転拡大処理プログラムで、“見えない敵” に対してドヤ顔。
その42:『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のBGMを担当したドリカムの “ダチョウ倶楽部リーダー(中村さん)” を誇りに思う。
その43:ゲーセンに行ってUFOキャッチャーの前を通ると『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』を思い出すと同時に、あの “アツすぎた1991年” の空気を感じ取る。
その44:『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の裏技コマンドが複雑すぎるけど暗記。
その45:『シャイニング&ザ・ダクネス』の滑らかなスクロールで、“見えない敵” にドヤ顔。
その46:どう聞いても『シャイニング&ザ・ダクネス』と『ダライアスII』の効果音が同じということに気づく。
その47:実にさりげなく『ああ播磨灘』とか『トージャム&アール』とか濃すぎるゲームが出ている……とか書いている最中に項目がもう残り3つ。
その48:『大魔界村』、『スーパーモナコGP』、『アイラブミッキーマウス ふしぎのお城大冒険』、『ストライダー飛竜』、『重装機兵レイノス』、『武者アレスタ』、『レンタヒーロー』、『チェルノブ』、『レッスルボール』あたりも誇り高きソフト。
その49:個人的に『スピードボール2』はメガドライブの中で一番好きなソフト。
その50:幻のメガドラ版『テトリス』を闇ルートで入手。

執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

その昔、自分のためだけに作った特注の “完全刺繍” メガドラTシャツ
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▼違うバージョンも作った
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▼さらに特注の“完全刺繍” の黄金に輝く16-BIT
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▼勢い余って16-BITサイフも作った
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▼特注だから非売品だ
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