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ゴールキーパーはサッカーで唯一手の使えるポジションであり、最後の砦だ。プレーの一つ一つが勝敗に直結するだけに、彼らはどんなシュートにでも対応できるよう常日頃から過酷な練習で反射神経を磨いている。

極めて地道であることが多いキーパー練習だが、ある世界屈指のゴールキーパーの練習がスゴいと注目を浴びている。そこで今回は、その様子を動画「The ULTIMATE goalkeeping drill…with Petr Cech」と共にご紹介するぞ!

・チェフ選手

動画に登場するのは、チェコ代表であり、イングランドの強豪「チェルシーFC」に所属するペトル・チェフ選手。2006年10月に頭蓋骨陥没骨折の大怪我を負った経験があり、それ以降に装着しているラグビー用のヘッドギアがトレードマークでもある。

現在31歳と円熟の域に入っている彼だが、10代の頃から現在まで常に第一線でプレー。数々のタイトル獲得に貢献しており、世界屈指のゴールキーパーとして知られている選手だ。

・チェフ選手の練習

そんなチェフ選手の練習なのだが、3方向から飛んでくるボールを処理するといったもの。多方向からのボールに反応する練習は見ることがあるが、チェフ選手の場合は両サイドからはサッカーボール、そして真正面からテニスボールが飛んでくるぞ!

・まるでサーカス

3方向からのボールを対処するチェフ選手は、小さいテニスボールにもキッチリ対応。しかもジャグリングを交えつつという驚きの反射神経を披露しており、まるでサーカスのような光景となっている。

一風変わった練習光景だが、世界屈指のゴールキーパーの反射神経がわかる動画でもある。彼が長年の間トップレベルで活躍し続けることができるのは、常に上を目指すこのような努力があるからなのだろう。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼驚異の反射神経でテニスボールにも対応するぞ!

▼2006年に怪我をしてからヘッドギアを着用するようになったチェフ選手