thaimac

マクドナルドのメニューの中で特に子供に人気がある「ハッピーセット」。注文をするとオモチャがついてくることから、そのオモチャ欲しさにマクドナルドに行きたがる子供は少なくないだろう。

そんなハッピーセットについて、海外メディアが『マクドナルドの「ハッピーセット」について知っておくべき11の真実』と まとめていたので紹介したい。一部の内容はアメリカ限定の話であるが、日本のハッピーセットに通じるところもあるだろう。

1. 子供の信頼を得る為に積極的なマーケティングを行っている

マクドナルドは子供に「ドナルドの言うことは絶対に間違いない」というイメージを刷り込むなどして、同ブランドに対する信頼と信仰心を植え付けている。ちなみにドナルドとは、マクドナルドのマスコットキャラクターだ。子供向けの公式サイトでは、ドナルドが「すべての事象に対して最高権限を持っている存在」として紹介されていたこともあった。

2. オモチャの配給量は世界一

マクドナルドは毎年15億個のオモチャを世界中に配給している。

3. 「オモチャが貰えるから」という理由で一番好きなお店に選ばれている

マクドナルドは様々な調査で、子供たちから「1番好きなファーストフード店」として選ばれている。その理由としては、8割以上の子供(6〜10歳)が「ハッピーセットでオモチャをもらえるから」と答えている。

4. ハッピーセットのオマケは魅力的すぎて大人が買ってしまうこともある

1997年にマクドナルドが『ティーニー・ビーニー・ベイピー』というぬいぐるみをハッピーセットで取り扱ったところ、1週間に1億セットも売れた記録がある。3〜9歳を対象に作られたぬいぐるみだったが、多くの大人がぬいぐるみ欲しさにセットを複数購入し、食べ物だけを捨てているの光景が目撃された。

5. 子供が成長していく過程で触れ合うほとんどのおもちゃメーカーと提携している

マクドナルドがハッピーセットで提携した会社やブランドは幅広く、無数に存在する。例えば「NBA」「オリピンック」「バービー」「トランスフォーマー」「ハロー・キティー」「LEGO」「ディズニー」など……。日本に置き換えてみても、たしかに色々な企業やブランドのおもちゃが展開されているのが思い返せる。

6. ディズニーはマクドナルドとの提携を打ち切っている

2006年以降、ディズニーはマクドナルドとの提携を打ち切っている。その理由は、「ファーストフードが子供の肥満問題と大きく関係している」という風潮に影響しているのではないかと言われている。ディズニーは「我が社は家族に寄り添うことにプライドを持っていて、ファーストフードからは距離を置きたかった」とコメントしている。

7. 州が定めた厳しい販売ルールの “抜け穴” を見つけてハッピーセットを販売

2011年、子供へのジャンクフードの普及を減らすため、サンフランシスコは「オモチャをつけて販売するセット」に厳しい栄養基準を設けた。その結果、マクドナルドは従来のハッピーセットを販売することができなくなった。しかし、マクドナルドは「おもちゃのついてこないハッピーセットを購入した上で、10セント追加で払うとおもちゃがついてくる」という仕組みを作ることにより、無事販売を続けることができた。

8. 健康的になったと言われているハッピーセットだが、実際はそうでもない

2011年から、米国のマクドナルドはハッピーセットのポテトの量を減らす代わりにリンゴを付けるなどして、健康志向であることを大々的に発表している。しかし、それでもハッピーセットは約600カロリーあり、小さい子供にはカロリーが高すぎると専門家は指摘している。

9. 米国外のハッピーセットもあまり健康的ではない

イタリアのハッピーセットには、トマトソースとモッツァレラチーズをふんだんに使用した “高カロリーなパイ” みたいな食べ物「ピザロット」が入っている。また、タイではビーフよりも高カロリーな「ポークバーガー」をハッピーセットに選ぶことができる。

10. ハッピーセットのオマケを「本」にする試みがあった

2013年11月、米国ではハッピーセットに、「オモチャの代わりに本をオマケでつける」という試みがあった。また、電子書籍を毎月『HappyMeal.com』という子供向けのサイトで配信することも発表していた。

11. ハッピーセットの売り上げは減っているが……子供たちは普通のメニューを食べているだけだった

2011年の調査ではハッピーセットの売り上げは前年度に比べて6%も低下していた。しかし、マクドナルドに訪れる子供の人数自体は全く変化はなかったことも分かっている。つまり、親はハッピーセットを頼まずに、普通のメニューを子供に食べさせているということが判明したのだ。

──以上だ。子供ならみんな大好きなハッピーセット。その裏では、企業の様々な思惑が動いているようだ。

参照元: HuffingtonPost (英語)
執筆: ユーニーマン
Photo:RocketNews24.