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2014年3月8日に消息を絶ったマレーシア航空の旅客機370便。乗客乗員239名を乗せたまま、忽然と姿を消して10日が経過した。

発見の糸口が見つけ出せないまま、時間だけが経過しており、世界中でさまざまな憶測が飛び交っている。「ハイジャック説」や「機長自殺説」、果ては海外のジョークニュースサイトが「月面着陸説」まで唱え始めているのだ。その一方で、衛星写真から機体らしきものを発見したと報告する、ネットユーザーも存在している。

・「Tomnod」でネットユーザーが捜索

ネットユーザーが報告の根拠にしているのは、クラウドソーシングサイト「Tomnod」である。これは「DigitalGlobe」が提供している、3月9日の衛星写真だ。先日の記事でもお伝えしたのだが、ミュージシャンのコートニー・ラブが、Twitterで機体ではないかと指摘する画像が話題になっていた。

・海中に何かが!?

新たに注目を集めているは、マラッカ海峡沖の画像で、偶然コートニーが報告した地点の近くである。またこの場所は、レーダーで機体が感知された場所とも近い。指摘されている画像を見ると、たしかに海中に何かが存在しているように見える。だが、それが人工物なのか自然のものなのかは、画像からは確認することはできない。

・森を飛行中の同機か!?

ちなみに台湾の学生が発見したとされる画像も、注目を集めている。こちらは飛行中の旅客機と見られるものだ。森の上空をフライトしている旅客機であることはたしかだ。しかしこれが370便であるかどうかは不明。

いずれにしても、まだまだ情報が錯そうしており、一体何が真実なのかは見えてこない。とにかく一日も早く機体が見つかってくれることを願うばかりだ。

参照元: Metro.co.uk(英語)、Twitter @sdaglas ‏@alyssiasharpe
執筆: 佐藤英典