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風邪を引いてしまって「アルコール消毒だ!」と冗談を言いながらお酒を飲む人がいるが、あながちこれは当たっているかもしれない。というのも、あるワンちゃんが解毒剤としてウォッカを48時間投与され、一命を取りとめたというのである。

・ワンちゃんがエチレングリコール中毒に

ウォッカを投与されて命を救われたのは、オーストラリアのメルボルン市で飼われているマルチーズのチャーリーだ。誤って不凍液を飲んでしまったチャーリーは、エチレングリコール中毒で動物病院に担ぎ込まれてしまったのである。エチレングリコールは不凍液の原料で、味は甘いが摂取すると肝不全を起こす致死性が高い物質である。

・エチレングリコールの解毒剤はアルコール

動物病院の従業員が語ったところによると、オーストラリアでは、エチレングリコールの解毒剤は唯一アルコールだけとされている。アルコールを投与するとエチレングリコールの化学反応に変化が起こり、肝不全を防ぐことができるのだ。

・48時間ぶっ続けでウォッカを投与

そして鼻から胃にかけてチューブを通されたチャーリーは、48時間にわたってウォッカを投与されたのである。飼い主のジャシンタさんは、「チャーリーはめちゃくちゃ酔ってました。足元もおぼつかなくて、なでようとすると人間の酔っ払いのように私を押しのけて吐いていたんです」と語っている。現在チャーリーはすっかり元気を取り戻し、もちろんシラフに戻っているとのこと。

・アルコール投与で救われた動物達

このほか、アメリカでも同じく不凍液を飲んでしまった犬がウォッカを投与されて一命と取りとめており、ロシアではウォッカを飲ませたおかげで、サーカスのゾウが凍傷と肺炎を免れたという話も伝わって来ている。

飲み過ぎると肝障害の原因となるアルコールが、肝不全を防ぐとは興味深い話である。“毒を以て毒を制す” といったところだろうか。

参照元:YouTubeHuffington Post(英語)
執筆:Nekolas

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