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今、ネコにまつわる一件の事件が、世界中で話題になっている。それは、怒り狂ったネコに身の危険を感じた飼い主の一家が、部屋に逃げ込んで警察に助けを求めたというもの。

ネコが好きな人ならずともショッキングな事件である。飼い主と警察オペレーターとの生々しいやり取りは、YouTubeに上げられている音声データで確認できるぞ。

・事件を起こしたのは10kgの大型ヒマラヤン

アメリカ・オレゴン州ポートランド在住のパルマーさん一家は、ラックスという名のヒマラヤンを飼っている。4歳で体重は10kgと、ネコとしてはかなり大きい。

・赤ちゃんが尻尾を引っ張ったことがきっかけ

ある夜、一家の7カ月になる男の子が、ネコの尻尾を引っ張った。すると、ネコが反撃。その男の子に襲いかかり、顔を引っ掻いたという。それを見ていた父親のパーマーさんが、自分の息子を守るため後ろからネコにケリをお見舞い。

これでネコが怒り狂ってしまったらしい。パルマーさんは身の危険を感じ、息子などを連れて寝室へ避難した。ところが、ネコが部屋のドアの前から動かないため、外へ出られない事態になったのだ。

結局、パルマーさんは警察へ連絡。オペレーターに現状を説明し、助けを求めることになった。やがて、警察が到着してネコを捕獲。パルマーさん一家は救助されたのである。

・生々しい音声データ

なお、パルマーさんとオペレーターとのやり取りを記録した音声データには「ネコが私たちを攻撃してきたんだ。ネコは寝室のドアのところにいるよ」といったパルマーさんの言葉や、ネコの叫び声と思しき音も残されており、その時の状況がリアルに伝わってくる。

・今のところネコを手放す予定はなし

ちなみに「問題のネコをどうするか」についてだが、パルマーさんに今のところ手放す予定はないようだ。獣医やペットの精神科医の力を借りて「更正」させていくつもりらしい。「すぐにネコを追い出すようなことはしないよ。今まではずっと家族だったんだから」とのことである。

参照元:YouTubeKOMONEWSThe Weather Channel(英語)
執筆:和才雄一郎

▼2:53頃に、ネコの叫び声と思われる音が残されている

▼こちらが問題を起こしたネコのラックス
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