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香川真司選手は、所属のマンチェスター・ユナイテッドで苦しいシーズンを過ごしており、運にも見放されている様子は以前ご紹介した通りだ。ベンチを温める機会が依然として多く、先日行なわれた試合での出場は約1カ月ぶりであった。

マンUが不調の原因は戦術にあり、監督解任の声も日に日に高まっているのだが、香川選手が出場した試合を分析した動画「Shinji Kagawa vs Olympiacos Play Analysis」が国内外で火に油を注ぐことになっている。その詳細は次の通りだ!

・分析されている試合

動画は、2014年2月25日に行なわれた欧州チャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦のオリンピアコス vs マンUの試合の一部。後半16分から出場した香川選手をメインに戦術が紐解かれているぞ。

・香川選手の苦悩

一部始終で香川選手の苦悩というべきシーンが目白押しとなっており、スペースを作るために四苦八苦する様子が解説されている。香川選手はボールを欲しがっているタイミングでパスを全くもらえず、ことごとく頭上をロングボールが通過していく。

・求められる変化

監督の指示といえばそれまでだが、結果が残せていない以上は試行錯誤やチーム方針の転換が必要となる。今がその時なのだが果たして……。また、この分析動画に対して、ネットユーザーは次のような反応をしている。

・日本のネットユーザーの反応

「見ていて悲しくなるわ。」
「ホントにこのチームでは香川は活きないですねー。」
「偶然にもこの動画がモイーズの目に留まることを祈る」
「真司、いい動き出ししてるんだけどなぁ…。見てないのか無視してるのか、周囲の選手がそれに応えれてない感じやな…。」
「オリンピアコス戦の香川は、スペース作る動きしても誰もそのスペースを使おうとしないし、香川としては歯痒かっただろう。マタとの共存が見たい」

・海外のネットユーザーの反応

「有名選手の無駄使いだな」
「こんなに中央のスペースを使えていないことは恐ろしいことだ」
「モイーズはカガワにもっと出場機会を与えて欲しい」
「カガワはいいポジショニングをしているのになぜパスを出さないんだ」
「モイーズがカガワ以外の選手を起用するのは信じられない」

……といったようにモイーズ監督の戦術に対する疑問の声や、香川選手にもっと出場機会を与えるべきだというコメントが国内外で多く見られた。ちなみにこの試合は0−2でマンUが完敗。次戦で2点差以上の勝利に届かなければトーナメント敗退となる。

参照元:YouTubeTHE RED DEVILS
執筆:原田たかし