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2014年2月12日、ニューヨーク・ヤンキースに所属するデレク・ジーター選手が自身の Facebook で今季限りの引退を表明した。これで昨季引退したマリアノ・リベラ投手に続き、チームのレジェンドがまたひとりグラウンドを去ることになった。

そこで今回は、最後のシーズンを迎える前に、彼のことを動画「Derek Jeter Career Highlights」と合わせてご紹介したい。田中将大投手が移籍したチームのキャプテンのプレーは必見だ!

・ジーター選手とは

1974年6月26日生まれの39歳。1992年にドラフト1位でニューヨーク・ヤンキースに入団、95年にメジャーへの昇格を果たすとレギュラーとなり、近年はキャプテンとしてもチームを引っ張った。

・ヤンキース一筋

広い守備範囲で遊撃手を担ってきたジーター選手は現役生活をヤンキース一筋でプレー。5度に渡るワールドシリーズ制覇に貢献し、彼の背番号「2」は永久欠番になることが濃厚だ。

・通算成績

ジーター選手は昨季までに打率・312、256本塁打、1261打点という通算成績を残しており、積み重ねた安打数も現役最多の3316を数える。盗塁数も通算348個と走攻守のすべてに優れ、高い水準でプレーし続けてきた。

・不本意な成績で終えた2013年

順風満帆の活躍を見せてきたジーター選手だが、2012年のポストシーズンで足首を骨折。その影響もあり、昨季の出場試合数は17試合にとどまり、打率・109、1本塁打という不本意な成績に終わった。それもあり、引退という決断に繋がったのだろう。

・ジーター選手の引退に対するネットユーザーの反応

「時代だなぁ…」
「遂にその時が来たんやな…。」
「今季限りか……。体ボロボロだもんなあ。」
「今シーズンが最後か。マーくんにかかる期待は更に大きくなるなぁ。有終の美を飾って欲しい!」
「名選手がまた1人…。こういうのは敵味方関係ないからね。寂しくなるよ。」
「ジーターが今年限りで引退・・・ 去年の姿からヤバいかなって感じてはいたけど、それでもやっぱ悲しいな・・・(:_;)」

などなど、彼の引退発表は時代の流れを感じるといった声や、ついにその時がきてしまったというコメントが多数。また、名選手の引退は寂しいもので、有終の美を飾って欲しいというコメントも多く見られた。

ワールドシリーズ優勝という有終の美へ向けて、ヤンキースは負けられない戦いが続くことだろう。まもなく始まる2014年シーズンだが、ジーター選手の最後のプレーをしっかりと目に焼き付けたい。

参照元:YouTube、Facebook Derek Jeter
執筆:原田たかし