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世界で初めて「STAP(スタップ)細胞」(さまざまな種類の細胞に変化できる能力を持つ万能細胞)を発見した化学研究者・小保方晴子さん。彼女のトレードマークといえば、実験中も着用していたかっぽう着。彼女の影響で、「かっぽう着女子」の急増が予想されます。かっぽう着ブーム到来に備えて、予習をしておきましょう。

・かっぽう着女子はフランベ技術必須!

エプロンとの決定的な違いは、「袖の有無」でしょう。かっぽう着は、着物にかけることを前提にデザインされているので、着物の袖を汚さないよう、じゅうぶんな袖丈があります。よって、油が飛び散るような豪快系料理を作るには、エプロンよりもかっぽう着のほうが適していると言えるでしょう。

かっぽう着ブームを先取りして、手料理を振る舞う際はエプロンではなくかっぽう着でキッチンに立とうとしている皆さん。ぜひ、豪快系料理も作れるよう守備範囲を広げておきたいですね。わざわざかっぽう着を着用して、出来上がった料理が「冷やしトマト」とか「枝豆」では格好がつきません。鍋から炎をあげる料理法の「フランベ」くらいはマスターしておきましょう。

・お色気作戦は封印!

お色気を演出するには、かっぽう着よりもエプロンのほうが好都合です。世の中には「裸にエプロン」という言葉もあるくらいですからね。よって、かっぽう着女子はお色気で勝負しない方が賢明といえるでしょう。では、どの部分をセールスポイントにするのかというと、やはり安心感です。お色気で迫るのではなく、男性に安心感や居心地の良さをもたらしてこそ真のかっぽう着女子といえるでしょう。

・しっかりとした経済観念

かっぽう着を着用したことがある人はわかるかと思いますが、けっこう暖かいんですよね。主婦の友人が、「今の時期は防寒にもなる」と話しておりました。防寒になるということは、エアコンの設定温度も低めで済みますから、経済的にも良いですよね。

そう考えると、かっぽう着女子も、「カネのかからないオンナ」であるべきでしょう。食事デートのとき、財布を出す素振りすら見せなかったり、記念日にかこつけてやたら高額なプレゼントをねだるのはかっぽう着女子の風上にも置けません。1円単位までワリカンとはいいませんが、経済観念がしっかりした女性こそが真のかっぽう着女子なのです。つまり、かっぽう着女子とは……

・かっぽう着女子の条件

・料理上手(フランベ技術必須)
・安心感のある女性(色気不要)
・カネのかからないオンナ

以上の3条件を満たしている女性ということになります。さっそくフランベの練習から始めましょう!

恋愛コラムニスト: 菊池美佳子 Twitter / ブログ
イラスト: Rocketnews24