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持ち帰り弁当と言えば、ほっかほっか亭だ。「ほか弁」の愛称で親しまれ、ここの弁当を食べて青春時代を送った人も多いはず。私(佐藤)は何度、怖い同級生に「シャケ弁買って来いや!」と言われたことか……。思い出すだけで涙が出そうになる。

そのほか弁で素敵なキャンペーンを行っているぞ! 定番ののり弁当(のり弁)をオーダーすると、もれなく唐揚げが2個ついてくるのである。マジかよ! めっちゃ豪勢じゃん、ごちそうだよごちそう! しかもお値段320円でそのまま。マジやばですわ(笑)。今日(2014年1月22日)まで、急げッ!

・極貧時代、のり弁一択だった

ほか弁ののり弁に窮地を救われたという人は少なくないはず。私もその1人。近所にほか弁があった頃は、なけなしの小銭を握り締めて、迷わずのり弁をオーダーしたものだ。お店のおばちゃんも私の顔を覚えており、「毎度」と言ってくれたのが嬉しかった。そのうち「いつもの」と注文したかったが、そこまで仲良くなれずにお店は閉店……。

・青春を語るうえで欠かせないのり弁

のり弁にまつわる逸話は、誰の心にもあるはずである。おにぎりが日本のファストフードなら、のり弁もファストフードと言っても良いだろう。それくらい青春時代を送る人の小腹を満たしているのだから。そんな青春を語るうえで欠かせないのり弁に、唐揚げが2個もつくなんて夢のような話である。

・ちくわフライ、すまん!

実際に食べてみると、まずその弁当の姿に驚かされる。普段は主役の白身フライと、白身フライにも劣らない存在感を醸しているちくわフライが、完全に脇役になってしまうのだから。白身フライはその大きさから、辛うじて存在感を保っているのだが、ちくわフライは見る影もない。本当にこの度は、ちくわフライには申し訳ないがその影をひそめて頂こう。

・パーフェクト弁当だ

のり弁には本来肉がない。そこに唐揚げが加わることによって、一切隙のないパーフェクト弁当に仕上がっているのである。いやむしろ、キャンペーン中とはいえこの値段であれば、焼肉弁当さえも凌ぐほどの勢い。満足感とコストパフォーマンスであらゆる弁当を抑えてしまうことになってしまう。やはり期間限定だからこそ、のり弁 + 唐揚げの夢のタッグが生きてくるのではないだろうか。

とにかくこの奇跡の合体弁当は今日までだ。のり弁を食べて育った「のり弁ジェネレーション」は見逃すなよ! 私に「シャケ弁を買って来いや!」と言ってたアイツも、どこかでのり弁食べてるといいな(笑)。

Report: 佐藤英典
Photo: Rocketnews24

▼のり弁オーダーしたら、本当に唐揚げが2個も入ってた!
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▼サクサク衣でジューシーな唐揚げ。理想をいうともう少し大きいとさらに嬉しい
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▼しかもお値段そのまま320円。今日(1月22日)まで!
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▼お近くのほっかほっか亭へGO! だな
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