バンドをやっていれば、誰もがモテるようになると思いがち。しかし残念ながら、誰だって無条件にモテるワケではない。モテるかどうかは、個人差というものが存在する。
その差は、ルックスやテクニック、性格など個人の資質によるものなのか、担当する楽器によるものなのかは分からないが、とにかく差は確実に存在する。そんななか、バンド内のモテ度を楽器ごとに示すという、デリカシーのかけらもない残酷な図が、海外で話題になっている。
その図によると、女性にモテるのは人気が高い順に、ボーカル → ギター → ドラム。以上である。ベースは一切モテず、キーボードは、同性にモテるという皮肉な結果に。
この結果に対して、サイトのコラム欄などWeb上では様々意見が書き込まれている。その一例を紹介すると以下の通りだ。
「分かる!」
「異論なし」
「当たり過ぎてて泣ける!」
「結局ボーカルかよ!」
「ベーシスト悲しいなぁwwww」
「これは100%正確だ。なぜなら私はベーシストだったから」
「ベースはなぜいつもこうなのだ?」
「キーボードの扱い……」
「ベースの良さがわからないなんて」
「そんなことないよ!!」
……などなど。否定的な意見もあるが、肯定的な意見も多く見られる。なかには、ベーシスト自らが事実として認めているケースもあるようだ。
だが、裏を返せば、ベースやキーボードは「純粋に音楽が好きでやっている」人が比較的多いということも十分に考えられる。「モテるモテないなんて、どうだっていい」ボーカルやギターが言うと嫌みかつ白々しく聞こえるこの台詞を、リアリティ十分にバッチリ決めることができるストイックなパート、それがベースとキーボードなのかもしれない。
▼シンプルにして残酷な図。キーボードが……。