offside

笛が鳴るまでプレーをやめるな! 何かしらのスポーツ経験者であれば、そう教えられたことがあることだろう。というのも判定は審判が下すもので、自分で勝手に判断すると一転してピンチを招くことが多いからだ。

そんな中、先日行なわれたサッカーの試合で、セルフジャッジからの珍ゴールが炸裂したと話題になっている。その様子は動画「Lorenzo Insigne Epic Goal ~ Napoli vs Atalanta 2-1 ( Coppa Italia ) HD」で確認可能だ!

・イタリアでの出来事

2014年1月15日に行なわれたコッパ・イタリア5回戦のナポリ vs アタランタの試合で話題の出来事は起きた。この試合の後半27分にセルフジャッジからの恥ずかしいゴールは炸裂したぞ!

・一連の流れ

攻める水色のナポリに対し、守る青のアタランタ。プレーの一連の流れを簡潔に表すと次のようになる……

前線の選手にパスを送る → DFは自信満々にオフサイドをアピール → 背中にボールが当たる → 審判はプレーを続行 → こぼれ球を押し込まれ失点 → チームメートが抗議し退場

……といった具合だ。それまで1−1の同点だったが、数的不利になった上に失点したアタランタは3−1で敗れてしまう結果となった。

・このプレーに対するネットユーザーの反応

「これは恥ずかしいwww」
「こんなこともあるんだなあ」
「オフサイドじゃないと思う」
「これ実はオフサイドじゃないんだよなぁ」
「個人的にはオフサイドだと思うのですが…」
「セルフジャッジするとこうなる」
「これはwww でも、審判によってはオフサイド取られたりするのかな?」

などなど、オフサイドではないという声がある一方で、オフサイドであり誤審だという声が見られた。また、セルフジャッジをしなければ失点に繋がらなかったというコメントも多く見られたぞ。

・判定は正しいのか

確かに前線に飛び出した選手はオフサイドポジションに位置している。しかし、DF の背中に当たったことで直接プレーに干渉していない。したがって「プレーに干渉しなかった」という審判の判定は妥当だ。

DF がセルフジャッジせずにボールをスルー、もしくは大きくクリアをしておけば痛恨の失点を喫することはなかった。笛が鳴るまでプレーを止めず、最善のプレーをする大事さがよくわかる珍しいシーンであった。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼セルフジャッジはダメだということがよくわかる

▼こちらは試合のハイライト