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「好き好き好き好き好きっ好きっ♪」の印象的な主題歌で知られるアニメ『一休さん』。一休さんの とんち をきかせた痛快なストーリーが多くの子供の心をつかみ、1982年の本放送終了後も何度も再放送されている定番アニメだ。

『一休さん』は、お隣・中国でも絶大な人気を誇っている。その中国で『一休さん』がまさかの映画化! 『劇場版 一休さん』として、中国で2014年1月31日に公開予定であり、注目を浴びているのだ。

・『劇場版 一休さん』

実は、かねてより「中国で『一休さん』が映画化」という情報は流れていた。当初、2012年夏公開と言われていたのだが、なぜか延期。だがしかし、ついに……ついに、1月31日に公開が決定したというのだ! タイトルは『聡明的一休之反斗公主』、日本語でいうならズバリ『一休さんのわんぱく姫』だ。

・許諾をとって中国で制作

しかも『劇場版 一休さん』は、パクリ版ではなく、正式に許諾を取り、中国で制作されたそうだ。公開された予告編を見てみると、和尚さんや新右衛門さんは、確かにかつての面影を残している。

・新キャラ登場の謎ときストーリー

さらに動画には、見慣れない謎キャラが! これは中国のお姫様で重要な役どころであるらしい。気になるストーリーは、予告編を見てみるとこれはかなりオリジナル要素の強いものになるようだ。あらすじは以下のとおり。

「中国の明の時代にイーラン姫というとても頭の良いお姫様がいました。しかし、イーランのイタズラに大臣たちは、ほとほと困っていました。

ところ変わって日本。日本にはとんちで有名な一休という坊主がいました。イーランは一休さんととんち比べをするために、はるばる金閣寺に。しかし、何度挑戦しても一休さんには勝てません。イーランはそのとんちの秘密を知るために、安国寺に入門しましたが……」(あらすじ ここまで)

さらに、京都に怪盗が現れ、桔梗屋さんがそのターゲットに。イーラン達は怪盗を捕まえるために知恵をしぼる……というストーリーであるそうだ。

・中国ネットユーザーの声

「え? 一休さんが映画化?」
「コレジャナイ」
「許諾を得て、中国で制作らしいよ……」
「中国制作なの!?」
「なんでまた中国」
「中国の会社が制作か。不安なのだが」
「私は楽しみ!!」
「とにかく懐かしい」
「中国のアニメもだんだん良くなるといいね」

・とにかく力は入っている!

中国ネットユーザーからは、一休さんの映画化を喜ぶ声も多いが、一方で中国で制作ということでクオリティが下がるのでは、という心配する声も上がっている。また、予告動画を見る限り、主人公はまるで一休さんではなくイーラン姫のよう。テレビ版とは、少し印象が違うようにも見える。

中国報道によると、制作の中心にはテレビ版『一休さん』の作画監督や『パワーパフガールズZ』のシリーズディレクターを務めた石黒育氏が立ったという。さらに、一休さんや新右衛門さん、さよちゃんなど主要キャラの声優は1980年代の放送時に中国語の吹き替えを担当した声優を起用するなど、大変力が入っているようだ。

中国でも多くの人に愛されてきた一休さん。その愛は、中国版一休さんをどのような作品にしていくのだろうか? 注目したい。

参照元:中華網遊戯看看新聞網太平洋電脳網(中国語)
執筆:沢井メグ

▼公開された動画の冒頭。中国?
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▼絵はキレイだが、完全に中国
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▼一休さんキター!
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▼こちらが新キャラのイーラン姫
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▼新右衛門さんに
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▼和尚さん
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▼将軍様も登場である
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▼こちらが公開されたポスターである
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▼予告動画(中国サイト、読み込みに時間がかかる場合があります)