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県内だけでなく、九州全域、さらにはその他の地方からも客が多数訪れる、日本トップクラスに美味しいナポリピッツァを出す店といえば、熊本県・菊池市のピッツェリア『イルフォルノドーロ』だ。

何を食べても美味しいお店だが、店主の原田将和さんが自身で猟をして獲った、猪の自家製ベーコンを使ったピッツァを販売開始。コレは絶対に食べなければなるまい! ということで速攻で熊本まで行ったところ、あまりの美味しさに言葉を失ってしまった。

・なぜこんなに感動するのか

しかしピッツァの美味しさを紹介する前に、まずはなぜここまで感動するのかを説明しよう。一流のピッツァ職人が在籍する店は多くあれど、それだけでは絶対にイルフォルノドーロには敵わない決定的な理由があるのだ。

なぜならば、熊本県・菊池市には新鮮な野菜や牛乳はもちろん、猪などのジビエなどの豊富で良質な食材が山ほどある。お店でなにげなく使っている野菜ですら、スーパーで売っている野菜とは一味違った滋味溢れるものばかり。

それを一流のピッツァ職人が使うのだから、絶品のピッツァが仕上がらないワケがない。イルフォルノドーロは素晴らしい食材が山ほどある菊池市という地の利を極限まで生かし切っているのだ。「一流の職人が作るピッツァ+地元の素晴らしい食材」ダブルで味わえるピッツェリアは、日本中を探してもほとんど無いだろう。

・価格の面も素晴らしい

また、価格の面も素晴らしい。マルゲリータなどの定番ピッツァからはじまり、猪のベーコンを使ったミックスピッツァまで平日なら1枚1000円のセットで食べられるのである。

おそらくほかの店で食べたら2000円はゆうに超えるレベルのピッツァを、自身で猟をしてベーコンまで作ってしまうことと、安価で良質な野菜を地元の市場で購入することで他店でマネできない低価格で出す。これもイルフォルノドーロが素晴らしいピッツェリアであることの一つの要因かもしれない。

・ミックスピッツァの美味しさ

記者(私)が今回食べて感動した\猪ベーコンのピッツァはお店で『ミックスピッツァ』を注文すると食べられる。材料としては猪の自家製ベーコンと新鮮な牛乳を使ったクリームチーズ、それと菊池産の野菜をふんだんに使用。パルミジャーノとオリーブオイル以外は、すべて地元の食材だ。

ピッツァの生地は横浜の某名店を彷彿とさせる旨味で、さらにそれを具材の味に負けないよう強めに薫り高く焼き上げている。しかも耳の部分のふんわり感やもっちり感を失わせずに最高の状態で仕上げるという、ハンパじゃない神スキルを使用した生地である。

香ばしい燻製香と旨味溢れる猪ベーコンなどの究極の具材と、研究熱心な店主が考えに考え抜き完成させた至高の生地。この二つが組み合わさったらどうなるかは……ぜひお店まで行って体験してみよう。

・連休中にも行ってみよう

注文の内容は個人の自由だが、熱烈なファンの一人としておススメすると、あえて最初は定番のマルゲリータでなく、まずはミックスピッツァを注文してイルフォルノドーロでしか食べられない菊池市の食材をフルに使った最高にウマいナポリピッツァを体験してもらいたい。

もちろんマルゲリータもメチャクチャうまいので、2枚目に頼むも良し、2人で来たら2種類頼んでシェアするも良しだ。まだお腹に余裕があるなら、熊本県名産の赤毛和牛サーロインの窯焼きなどのピッツァ以外のメニューもぜひ食べておきたいところ。

平日昼間のセットだけでなく、コレがテイクアウトなら1枚1000円で食べられるのだから、全国から客が訪れるのもうなずける。今年は年末まで定休日でも営業するとのことなので、連休中に九州を訪れるという人は、ぜひとも足を運んでほしい。

また、年明けも元旦以外は特別メニューで営業しているとのことなので、帰省する際に訪れてみても良いだろう。イルフォルノドーロの日本トップクラスに美味しいナポリピッツァ、ピッツァ好きでなくとも近くに行って食べなかったらきっと後悔してしまうぞ!

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 イルフォルノドーロ
住所 熊本県菊池市大琳寺151-1
時間 11:30~20:30
休日 火曜日
※2013年12月24日(火)は営業するそうです

Report:なかの
Photo:Rocketnews24.

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