犯罪が起きるとテレビや新聞で「容疑者は○○のようなアニメやゲームを好み……」といった報道がたびたびされ、アニメファンたちから怒りの声が上がることがある。

容疑者がそういったものを好んでいたのなら報じられても仕方のないことなのかもしれないが、「アニメオタク=犯罪者」といったレッテルを貼られているように感じるアニメファンも少なくない。

確かにほかの趣味はあまり報じられないのに、アニメやゲームだけが悪いもののように取り上げられるのは不公平だ。そういった報道に怒りを感じている自称アニメオタクの男性・古屋健一さん(30代・仮名)によると、もっとほかに教育に悪いものがあるというコメントをもらうことができた。

「よく銃を使ったゲームを遊んだり、美少女が出てくるアニメを見ている人が凶悪犯罪者みたいな報道がされますけど、とんでもない偏向報道ですよ! そんなにアニメオタクを公開処刑して楽しいんですか!?

アニメが好きな人なんて世の中に山ほどいるんですから、そのなかで犯罪者が出たっておかしくないでしょう? 犯人がおにぎりを好きだったとかそういうレベルですよ!

もしアニメがダメだというのなら、ZeebraとかHIPHOP聞いてる人たちのほうがよっぽど凶悪じゃないですか! 女はべらせてシャンパン飲んだりとか17歳との恋愛の曲とかのほうが教育に悪いでしょ! 二次元はどんなに見た目が幼くても18歳以上だからセーフなのに!」

……とのことだった。Zeebraさんの曲がマズかったらThe Notorious B.I.GやSnoop Doggなどのギャングスタラッパーの曲なんて発禁ものな気もするが、アニメやゲームだけ悪い物なように扱われることに怒りを覚えるのは仕方のないことだ。

むしろZeebraさんの曲はそこまで悪いことは言っていない気もするのだが……。日本を代表する人気ラッパーなだけに、HIPHOP=Zeebraというイメージがあるのだろうか。

アニメに代わってHIPHOP=犯罪者だと思われてしまうのもどうかと思うが、特定の物にレッテルを貼るのはファンからすると憤りを隠せないものなのだろう。どちらにせよファンたちが偏向報道だと怒りを感じない報道をしてほしいものである。

執筆:なかの