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飲み会が多い季節に突入しましたね! クリスマスパーティーや忘年会に限らず、飲み会全般に関してなのですが、かねてより疑問に感じていたことがございます。それは、「彼氏が飲み会に参加しているのに電話をかけてくる女性」に関してです。宴が盛り上がっているなか、参加者男性のケータイがチロチロリ~ンと鳴り、小声で「もうすぐ終わるよ」などと応対している様子をよく見かけます。あの電話って、必要なのでしょうか?

・謎の要求、「飲み会の途中で電話が欲しい」

電話が鳴った男性たちは、たいてい「そういえばカノジョに電話をかけることになっていたが、(飲み会が楽しくて)うっかり忘れていた」と口を揃えます。筆者に言わせりゃ、「飲み会の途中で電話してね」という約束自体が謎です。そりゃ、「飲み会には絶対に行かせない!」という束縛女子よりはマシだと思いますが、よく考えたらこの要求も、ある意味束縛ですよね。「一人寂しく貴方を待っている私を忘れちゃダメよ」という感情からなのでしょうか?

・途中で電話をする = 東大に入るより難しい!

途中で電話をするって、かなり面倒くさいものです。だって、場が盛り上がっているさなか、「ちょっと失礼」と席を立ち、便所付近でコソコソと電話する……。ぶっちゃけキツいですよ! 家で一人ボケッとしている女性は、「それくらいカンタンでしょ!」と思うかもしれませんが、相手とっては苦行のようなもの。特に酒を飲む人間にとっては、良い具合に酒が回ってきて、カバンからケータイを出してカノジョに電話をするという動作は、東大に入るよりも難しく感じるのです。大げさじゃありません、本当です。

・定刻に電話が鳴らなくてもほっとくべし!

飲み会の前に交わした約束など、無効と思ってください。酒が入ると色々忘れちゃうのです。約束の時間に電話がかかってこなくても、「酔っ払っているんだろうなぁ」と解釈し、そっとしておくのがカノジョとしてのマナー。「23時を回ったのに電話が鳴らない! キィーッ!」と電話をかけてくるのはナンセンスです。

・飲み会後のラブコール要請もご勘弁頂きたい!

飲み会の途中でなくとも、「終わったら電話してね」というスタンスの女性もいますよね。これもいかがなものでしょうか? 宴が果てたのが終電ギリギリだったりすると、駅までダッシュしなければならないので、トーゼン電話をかける余裕などありません。また、一次会だけだったはずが、急きょ二次会という流れになることもあります。また、筆者がよくやるのは、泥酔しすぎて目が覚めたのが翌日の夕方だったというパターン。「一夜明けたのに電話が鳴らない! 私のことなんてどうでもよくなっちゃったのかしら?」と悲劇のヒロインぶる女性をよく見かけますが、落ち着いてください! 二日酔いで寝ているだけです。

・まとめ

約束したのに電話が来ないと騒ぐくらいなら、最初から約束しないほうがスマートです。お酒が入った = 別の女性と妙な関係になるとは限りません。不安になったら、彼氏の顔をいま一度思い浮かべてみてください。ね、大したイケメンじゃないでしょ。どうせモテないでしょうから、大丈夫ですよ。

恋愛コラムニスト:菊池美佳子 Twitter / ブログ
イラスト:Pyocotan