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2013年12月4日から東日本エリアで発売されたミスタードーナツの『ポン・デ・もんじゃ』。人気商品「ポン・デ・リング」と、東京の下町名物「もんじゃ焼き」を合体させた奇跡のコラボドーナツだ。以前お伝えした記事では、『ポン・デ・もんじゃ』はオーブンで焼くのが最強という結論に達した。うまかった。サクサクしていた。

だがしかし。それでもまだまだ “もんじゃ感” が足りないという厳しい声も、一部の江戸っ子から噴出していた。『ポン・デ・もんじゃ』の “もんじゃ感” を、もっと引き出すにはどうしたらいいのか。答えはひとつ。「もんじゃ焼き」にしてみることだ!

・『ポン・デ・もんじゃ』もんじゃ焼き編

まずは鉄板に薄く油を引き、『ポン・デ・もんじゃ』をそのまま投入。ヘラでガシガシと分解させ、ほどよく焼きが入ったところで、はがし(もんじゃベラ)ですくって、アツアツ状態をパクリと食べてみた。あつ、あつっ……ホフッ、ホッ、ホッ!

……なるほど。ものすごく「もんじゃ焼き」に接近した。見た目も味も、想像以上に “もんじゃ感” が出ている。悪くはない。悪くはないけど、『ポン・デ・もんじゃオーブン焼き』の美味さには、遠く及ばないレベルである。

・『明太もんじゃポン・デ・もんじゃオーブン焼き入り』編

次に、小麦粉と水とウスターソースと、キャベツに明太子に揚げ玉……あたりを用意して、基本となる「もんじゃ」の素を作ってみた。まずは普通に具材を投入。ガシガシガシと具材を刻む。そして1回目の汁を投入。

グツグツ……と熱が入ってきたら、グワシグワシと混ぜてから、円状の「堤防」を作る。――と、ここで、その円状の中心に『ポン・デ・もんじゃオーブン焼き』を配置してみた。その中に「汁」第2弾を注入すると……

花が咲いた。鉄板の中に、パッと美しい花が咲いたのだ。とてもとても美しい、ソースの香りがする花が咲いたのだ!!

それはさておき、その「花」もガシガシガシと分解する。モジャモジャモジャとかき混ぜて、汁を入れてかき混ぜて……『明太もんじゃポン・デ・もんじゃオーブン焼き入り』が完成した!!

・違和感はないけど「甘い」

当然ながら、見た目は完全に、もんじゃ焼き。そして、『ポン・デ』部分を食べてみると……ほぅ、ほぅ! 悪くはない。甘いんだけど、悪くはない。お麩みたいな感じである。「モチモチした甘いお麩」である。だが甘い。

「違和感ないよ」「全然アリじゃん!」という声もあったが、江戸っ子としては「ちょっと甘いな」というのが正直なところだ。

結論としては、わざわざ「もんじゃ焼き」の中に『ポン・デ・もんじゃ』を入れる必要は一切ない。まずくはないが、入れなくてもいい。やはり『ポン・デ・もんじゃ』は、『ポン・デ・もんじゃオーブン焼き』が最強である。

Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
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▼まずは『ポン・デ・もんじゃ』をそのまま投入
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▼ガシガシ刻むと、こうなった
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▼モツっぽい
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▼はがしですくって……
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▼……悪くはないけど……
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▼次は「明太もんじゃポン・デ・もんじゃオーブン焼き入り」だ
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▼ふつうに作って……
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▼ポンデ投入!
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▼汁注入!
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▼おおおおおおおっ! 花が咲いた! 花が咲いた!!
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▼でもガシガシとかき混ぜる
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▼できた!
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▼わりとうまそうだぞ!
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▼……悪くない。でも、ちょっと甘いかなぁ……
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▼もんじゃ焼きとしては美味かった
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