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中日ドラゴンズを自由契約となり、読売ジャイアンツに入団することが決定的となっている井端弘和選手。荒木雅博選手とのコンビはもちろん、彼の守備に魅せられて球場に通った人も多いことだろう。

そこで今回は、もう見ることができないと思われる『アライバ』コンビの美しい守備プレーの数々を動画と共に振り返りたい。中日の二遊間で幾度となく華麗な守備を見せ、チームを救ってきたプロの技は必見だ!

・井端選手とは

1975年5月12日生まれの38歳。1997年に亜細亜大学からドラフト5位で中日ドラゴンズに入団し、16年間一筋でプレーしてきた。高い守備力と勝負強いバッティングは健在で、今年3月に行なわれた WBC での活躍は記憶に新しい。東京ラウンドでは日本を窮地から救って MVP に輝き、大会を通じて指名打者のベストナインにも選出された。

・アライバの由来

井端選手の魅力といえばやはり堅実な守備だ。特に荒木選手との美しい連携は ”さすがプロ” といった最高峰のプレーで、2004〜09年までの6年連続で共にゴールデングラブ賞に輝き、鉄壁の二遊間を築いてきた。

打順で1・2番を組むことでも他球団に脅威を与えていた荒木選手と井端選手。抜群の相性で活躍していたことから、二人の頭文字をとって『アライバ』と呼ばれるようになった。

・鉄壁の二遊間

外野に抜けようとする当たりを華麗な守備でアウトにしてしまう『アライバ』のプレーに中日ファンは魅了され、他球団ファンは頭を抱えてきた。彼らが見せるプレーは中日と対戦する際のひとつの醍醐味といっても過言ではなかっただろう。

・井端選手の巨人入りへの経緯

中日の生え抜きである井端選手だが、88%とも言われる年俸の大幅減で折り合いがつかず、自由契約となっていた。そして二塁手の補強を臨む巨人が獲得へと動いたことで、移籍は確実と言われている。

・見れなくなる『アライバ』に対するネットユーザーの反応

「荒木と井端のコンビ最高やったのに泣」
「井端…巨人に行っても荒木はいないよ…」
「荒木と井端の連携プレー大好きだったなあ」
「中日は1番荒木2番井端の二遊間に惚れたのに… いなくなるのか」
「井端さん…今でも信じられない。 荒木さんが泣いてるよ(T ^ T)」
「なんで、井端が巨人に行っちゃうんだよ〜〜((유∀유|||)) 荒木との最強二遊間はどーなるんだ!!」

などなど、『アライバ』がもう見られないことを悲しむ声が多数。中日以外の球団でプレーする井端選手の姿が想像できないといったものや、荒木選手以外にコンビを組む選手はいないといった声も多く見られた。

ファンを魅了するコンビの解散には時代の流れを感じずにはいられない。しかし寂しいといえ、井端選手もひとりの野球選手だ。現役続行を決めた以上は新天地での活躍を期待したい。

参照元:YouTube [1][2]
執筆:原田たかし

▼もう見ることができないだろう『アライバ』コンビ

▼これぞプロの技!

▼最強の二遊間だ