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2013年11月14日、「サムライブルー」のユニフォームに袖を通してプレーした戸田和幸選手がひっそりと現役引退を発表した。そう、戸田選手といえば2002年に行なわれた日韓W杯で赤いモヒカンにして注目を集めたあの選手だ。

そこで今回は、戸田選手のサッカー人生を動画「【悪童】戸田和幸 プレー・ディフェンス集【元日本代表】」と共に振り返っていきたい。日韓W杯からはや10年以上……世界の強豪相手に果敢に立ち向かった彼の闘志溢れるプレーを今一度見てみよう!

・戸田和幸選手とは

1977年12月30日生まれの35歳。ポジションはミッドフィルダーの守備をメインとする “ボランチ” でプレーしていた。相手を削るくらいの激しいプレーが持ち味で、日本人選手ではめずらしいタイプの潰し屋だった。

・渡り歩いた10チーム

桐蔭学園高校を卒業後は清水エスパルスに入団。イングランドのトットナム、オランダの ADOデン・ハーグ、韓国の慶南FC、そして現在所属しているS(シンガポール)リーグのウォリアーズFCと海外にも戦いの場を求めた。

Jリーグでは清水エスパルス、東京ヴェルディ、サンフレッチェ広島、ジェフ千葉、ザスパ草津、FC町田ゼルビアでプレーし、現役時代に渡り歩いたチームは10チームにも上る。

・日韓W杯

そして戸田選手といえばなんといっても「日韓W杯」だろう。髪を赤いモヒカンにして大会に臨んだ彼は、激しい守備で獅子奮迅の活躍。4試合全てに出場し、トルシエジャパンのベスト16入りに大きく貢献したのだった。

・引退発表

ド派手な髪型とは逆に引退はひっそりと自身のブログで発表した戸田選手。サッカーへの感謝、そして共に歩んできた人生を振り返り、これからの新しい人生に対する思いが綴ってあるぞ。

・戸田選手の引退に対するネットユーザーの反応

「日韓W杯メンバーの引退は寂しい!!!」
「指導者として清水に戻ってきて欲しい。」
「日本人らしからぬ、好きな選手でした。お疲れさまでした。」
「またひとり同世代の選手が引退していく・・・寂しい限り・・・」
「戸田引退かぁ…。 長い間おつかれさまでした!エスパルスでの姿は忘れないです。」
「戸田も引退なのかぁ…髪赤かったのがついこないだな気がするよ。」
「戸田が引退したわけだが、結構好きな選手だった。2002年の稲本とのボランチはホントはまってた」

などなど。日韓W杯での活躍が忘れられないといったコメントや、その世代の引退は寂しいという声が多数。また、プロとしてのキャリアをスタートさせた清水エスパルスに関するコメントも多く見られた。

プロ生活18年という年月で、環境が変わっても自分を貫き続けてきた戸田選手。第二のサッカー人生では、彼のように闘志溢れるプレーで相手に立ち向かっていく選手を育ててもらいたい。

参照元:YouTube戸田和幸オフィシャルブログ
執筆:原田たかし

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